- 2024.03.22
ニュージーランド航空は2016年9月より、ビジネス・プレミアクラスにおいて「ニュージーランド産 優良ワイン(Fine wines of New Zealand)」に選ばれたワインを提供開始します。「ニュージーランド産 優良ワイン」は、ニュージーランドで有数のワイン専門家6名により選ばれた、上質なワインのリストです。
リスト作成にあたり審査を務めたのは、ワイン専門家のアラステア・メイリング、マイケル・ブラコビッチ、サム・ハロップ、サイモン・ナッシュ、スティーブ・スミス、そしてマスター・ソムリエのキャメロン・ダグラスです。審査により2016年版には7品種を代表する47のワインが選ばれました。
ニュージーランド産ワインの専門家を集めた審査会は2015年終わりから2016年前半にかけて数回開催され、「ニュージーランド産 優良ワイン」の基準が定められました。主な基準の一つとして一貫性が挙げられ、最低でも継続して5年以上、非常に高い品質を保っているワインの中から審査が行われました。
さらに、世界で最も権威があると言われる「マスター・オブ・ワイン」の資格を持つ、ボブ・キャンベルからの助言を受けて選出されたワインの中で、審査会メンバー全員が、最高基準を満たしていると認めて初めて、「ニュージーランド産 優良ワイン」に選定されました。最後まで勝ち残れなかったワインもありました。
審査員の一人、ワイン専門家のマイケル・ブラコビッチは、「選考プロセスに関わり、国の最高ランクのワインを推進していく役割を果たせ、本当に嬉しく思います。ニュージーランドのワインが世界の舞台で競争するためには、高品質を保ち、さらに良質なものへと向上させていくことが必要です」と述べています。
「ニュージーランド産 優良ワイン」は、ニュージーランド航空の「サステナビリティ・フレームワーク」*1構想において、経済の切り口から国への貢献をする取り組みの一つでもあります。
ニュージーランド航空チーフ・フライト・オペレーション&セーフティ・オフィサーであり、持続可能なビジネス協議会の副委員長を務めるデビッド・モーガンは「私たちはニュージーランド産の商品を世界に広めていくことや、我々のサービスの中でお客様にニュージーランド産商品をご体験いただくことにおいて、大きな役割を果たしています。ワイン専門家の皆様と提携することで、私たちはニュージーランドのワイン産業の価値認識を高め、収益を最大化できるようにお手伝いをしています」と述べています。
ニュージーランド、中国、アメリカにそれぞれ拠点を構えるニュージーランド航空の機内ワイン専門コンサルタントらが、「ニュージーランド産 優良ワイン」よりワインを選択します。数々の受賞歴をもつニュージーランドのシェフ、ピーター・ゴードンと新しく就任したマイケル・メレディス*2によって開発された食事メニューとともに、機内にてお客様にご提供します。