アリタリア－イタリア航空（AZ）のユニフォームが新しくなる。イタリアの情熱を象徴する赤。自然、豊かな文化、歴史を表す神秘的な緑。アリタリアの新ユニフォームは、黄金時代と呼ばれる1950～1960年代のイタリアンデザイン、イタリアに残る数々の遺産、イタリアに根付いた豊かな文化、イタリア人のアイデンティティーから数多くのインスピレーションを得てデザインされている。

デザインを手掛けたのはミラノを中心に活躍するイタリア・ブランド「エットーレ・ビロッタ（Ettore Bilotta）」。洗練されたエレガンスを特徴としたイブニングドレスなどで有名。

新ユニフォームの製作過程では500人に及ぶイタリア人テーラーが縫製し、トスカーナ地方の生地、ミラノ近郊コモ産のシルクを使用、男性用ユニフォームはプーリアにて製作。手袋などの小物にはナポリで加工された最高級皮革を使用し、靴はマルケ州で作り上げられた。

新しいユニフォームは、アリタリアの客室・地上・チェックイン・ラウンジなどで働く延べ5,700人の職員が着用するため7月上旬から順次リニューアルされる。