ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートは、リゾート設立55周年目を迎え、リゾートの歴史を顧みる「ヒストリー・ウォール」の展示をタパタワーの1階に常設しました。

ヒストリー・ウォール展示のセレモニーとレセプションは3月29日に行われ、ハワイの伝統的な儀式に則った祈りが披露されました。ヒストリー・ウォールは、時代背景やテーマに沿って4つのセクションと4つのハイライトに分かれ、16枚のアクリル板でカバーされたパネルが展示されています。その長さは約24メートル（80フィート）に及びます。ヒストリー・ウォールの制作に至る調査には2年以上の歳月を要し、今日のヒルトン・ハワイアン・ビレッジとワイキキの開発に尽力をされた多くの人たちに敬意を表しています。

ヒストリー・ウォールは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジが成し遂げたホスピタリティー産業における足跡を辿りながら、セクション毎に当時の様子が貴重な写真と共に時系列に沿って詳細に記されています。また、オーディオツアーの実施やヒストリー・ウォールの本の制作も行って参ります。

＜セクション1＞
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジが位置するカリア地区の古代ハワイの漁村の風景から、20世紀初頭のオリンピックで2大会連続金メダルを取ったハワイを象徴する伝説のアスリート、デューク・カハナモクが育った時代やリゾートとして発展していく様子、実業家ヘンリー・Ｊ・カイザー氏がヒルトン・ハワイアン・ビレッジを開発した当時の模様など

＜セクション2＞
コンサートのためにハワイを訪れたエルビス・プレスリーがヒルトン・ハワイアン・ビレッジに滞在し、ハワイアン歌手のアルフレッド・アパカやフラ・パフォーマンスなどのエンターテイメントが盛んになり、人気の米国ドラマ「ハワイアン・アイ」が撮影された当時の様子など
＜セクション3＞
映画「ブルーハワイ」の撮影のためにハワイを訪れ、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジに滞在している時のエルビス・プレスリー、ケネディー大統領をはじめとする世界各国から訪れた要人の滞在、客室や宴会場などを増やし、人々が集まる場所としてのヒルトン・ハワイアン・ビレッジの基礎が計画された当時の様子など

＜セクション4＞
1982年にタパタワーが建てられた後、古き良きハワイの魅力と新しい感性が調和する真のリゾートの礎を築いた当時の様子、1988年から開始された毎週金曜日の花火の打ち上げ、世界ツアーの一環としてハワイを訪れ、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジに滞在したマイケル・ジャクソンやブリトニー・スピアーズなど

調査、著作権、創作を含め、ヒストリー・ウォール制作プロジェクトを担当したハワイ地区マーケティング・ディレクターのローラ・ギャラガーは、ハワイと米国本土の契約企業チームと共に尽力し、ヒストリー・ウォールの概念設計と製作を首尾良く終えました。「長年の調査を経て、美しい芸術作品に甦らせたことは驚くべきことです。ヒストリー・ウォールに立ち止まって見る旅行者の方々が、特別な場所としてハワイを築き上げた数多くの人々への深い感謝の気持ちを感じていただけると同時に、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの比類無き歴史について何か新しい事を学んでいただける事を望んでいます」と、ギャラガーは述べています。