- 2024.04.02
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートは、ハワイ島の「ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ」の総料理長を務めていたチャールズ・シャルボノー氏を、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの新しい総料理長に任命しました。
シャルボノー氏は総料理長として、「バリ・ステーキ&シーフード」、「トロピクス・バー&グリル」、「レンボー・ラナイ」を含め、22エーカーに及ぶ広大なワイキキのリゾートのレストランにおける料理の取り組みを監督し、リゾートで催される数多くの会議や宴会のために新しく革新的な料理メニューの開発に向けて、配膳担当チームと宴会担当チームと共に協力していくことになります。シャルボノー氏は、料理のコンセプトの変更、メニュー開発、スタッフと経営管理のトレーニングに至るまで、リゾートの食品と飲料の販路すべてを再編することを認められています。
シャルボノー氏は、ニューヨークのハイドパークにある名門の米国料理研究所に通い、ここで多くのヨーロッパ料理の巨匠から学びました。その後、フロリダ州にある「ソーグラス・マリオット・リゾート・アンド・スパ」の総料理長時代を含め、18年以上もの間、ホテルのマネージメント会社「インターステイト・ホテル&リゾート」に勤めていました。ソーグラス・マリオット・リゾート・アンド・スパでの在職期間中、ロシアのモスクワにある「マリオット・モスクワ・グランデ」と「マリオット・ロイヤル・オーロラ・ボリショイ」の開業に向けた食品飲料対策部会の指揮者として従事し、2,400万ドルに及ぶリゾート内コンベンションセンターのキッチンとスパの拡張工事の監修、設計、デザインに尽力しました。また、インターステイト・ホテル&リゾートが管理する14軒のフロリダ州と湾岸地所の地域総料理長を務め、トラブル解決作業、料理長や料理チームの育成に携わってきました。
それ以前のシャルボノー氏は、インターステイト・ホテル&リゾートにおいて、コーポレートシェフと食品と飲み物のコーポレートディレクターを務めていました。年間6億ドル以上の食品飲料の収益を持つ400軒以上のホテルを管理する米国内最大の独立したホテル管理会社の第三者オーナーシップのために、食品と飲料の規格設定、新レストランのコンセプト開発、食品飲料担当役員の採用、食材飲料の購入、トラブル解決作業、品質管理を担当していました。そのほか、シャルボノー氏は、ラグナニゲル、ボストン、アトランタ、クリーブランドの「リッツ・カールトン・ホテル・コーポレーション」で様々な料理関連の地位を歴任しました。
またシャルボノー氏は、1994年にクリントン大統領がマサチューセッツ州マーサズ・ヴィニヤード島で夏季休暇を過ごす際に、大統領専属シェフとして選出されるという栄誉を得ました。さらに、アメリカンフットボールリーグ(NFL)の優勝決定戦「スーパーボウル」前夜に毎年開催される“Taste of the NFL”において、フロリダ州ジャクソンビルに本拠地を置くプロフットボールチーム「ジャクソンビル・ジャガーズ」の代表シェフとしてNFLと長年にわたり携わってきました。なおシャルボノー氏は、ニューヨークの料理専門学校「カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ」の職業研究準学士号の学位に加えて、久司道夫氏が設立した「クシ インスティテュート オブ ジャパン」でマクロビオティックを学びました。