世界中のフランス料理店やシェフを巻き込んだ1日限定のプロジェクト「グード・フランス」がいよいよ3月19日に開催される。史上最年少でミシュラン3つ星を獲得したアラン・デュカスはこの一大イベントへの賛辞として、「料理を語ること、とりわけフランス料理を語ることは、生きる喜び、優美さ、至福感、楽しみを語ることで、フランスの観光イメージのまさに中心的な考え方です」と述べている。

フランス観光開発機構によると、「グー・ド（～の味覚）／グッド・フランス（Goût de/Good France）」は、世界5大陸の1,300人を超すシェフがフランスの美食文化を祝い、フランス式ディナーを楽しむイベント。参加レストランの多様性を重視し、高級レストランから気軽な美味しいビストロまで、すべてのフランス料理に携わるシェフに参加を広く呼びかけて実現。フランス料理の魅力や革新性を通して、人々が分かち合うこと、楽しむこと、健康を考慮し、地球環境を大切にする価値観を世界の人々と共有し、またフランス観光の振興を含めたフランスの魅力を発信することを目的としている。

このプロジェクトは、フランスの料理の創始者として知られるオーギュスト・エスコフィエが1912年に始めた「エピクロスの晩餐会」を起源とした、同一メニューを同じ日に世界の複数の都市で大勢の会食者に供する行事のアイディアを発展させ、フランス外務・国際開発省とアラン・デュカスの提唱で企画された。

まさに3月19日は、地元で収穫された旬の新鮮な食材などを使ったフランス料理を世界中で楽しむ壮大なイベントの幕が開ける。

「グード・フランス」日本の参加レストラン・シェフ一覧
http://jp.rendezvousenfrance.com/ja/news/73007

「グード・フランス」プロジェクト
GOÛT DE FRANCE / GOOD FRANCE
http://jp.rendezvousenfrance.com/ja/news/70279