センターラ・ホテル＆リゾート（タイランド・バンコク）は、中東のオマーンとカタールに新規ホテルを開業予定である事を発表しました。

1軒目はオマーンの首都マスカットにオープンするセンターラ・マスカット・ホテル(Centara Mascut Hotel)で、2015年6月1日の開業を予定しています。センターラグループは今月、現地企業Irfan International Hotel Limited Liability Company owns the propertyと運営受託契約を締結しました。
４つ星として運営される施設は客室数154室で、２つのレストラン、プール、スパ、フィットネスセンター、会議室が併設される予定です。

２軒目はカタールのドーバにオープンするセンターラ・グランド・ウェストベイ・ホテル　ドーハ(Centara Grand West Bay Hotel Doha)で、2016年の開業を予定しています。去る2月にセンタラ―グループは現地企業Al Bandary Hotel Management LLCと運営受託契約を締結しました。5つ星として運営される施設は客室数360室で、うち96室はレジデンスとして運営されます。客室は複数のベッドルームを備えたファミリー仕様がメインとなり、あわせてビジネス顧客向けのクラブラウンジ、クラブフロアなども設けられます。公共施設はルーフトップレストランを含む4つのダイニング、スパ・センヴァリー、フィットネスジム、エアロビクスセンター、会議室、宴会場などが併設されます。

センターラ・ホテル＆リゾートの最高経営責任者、Thirayuth Chirathivat氏は次のように述べています。
「中東はかねてから戦略的な展開を図りたいと思っていた地域のひとつ。オマーンは我々が施設運営を行う10ヵ国目の国となります。国際企業や投資家の方々にタイ式の施設運営を評価していただけるのは非常に光栄です」。

同グループでは2009年モルジブに「センターラ・グランド・アイランド・リゾート＆スパ　モルジブ」を開業して以降、ベトナム、インドネシア、中国、ラオス、モルジブ、スリランカ、モーリシャス、エチオピア、カタールで施設を展開、もしくは開業予定しています。