世界的に蘭栽培技術の高さで有名な台湾では、今年で10回目の開催となる「台湾国際蘭展」が3月8日から10日間、台南の台湾蘭花生物科技園で開催される。この展覧会は、世界三大蘭展のひとつとされ、東京で開催される世界らん展と同様に世界的に有名。

展覧会場は各ブースに分けられて展示されており、多用なアレンジをされた蘭や稀少な蘭を含む様々な品種の蘭が展示されている。蘭や関連商品の展示販売、蘭のコンテスト、生花教室、蘭栽培の有識者が集まるシンポジウム、国際会議、施設見学、即売と商談など、様々な催しが用意されている。またステージが設けられ各種アトラクションも楽しめる。台湾国際蘭展の来場者数は26万人以上。世界35カ国約3,000人のバイヤーが訪れる。

台湾の人たちにとって蘭は、花としての蘭だけに留まらず、生命力にあふれた日常の一部のようだ。

台湾国際蘭展（Taiwan International Orchid Show 2014）
開催日：　2014年3月8日（土）〜　3月17日（月）
開催地：　台南市後壁区、台湾蘭花生物科技園（Taiwan Orchid Plantation）
入場料：　月〜金　大人（NT$150）、学生・65歳以上（NT$100）
　　　　　土・日　大人（NT$200）、学生・65歳以上（NT$150）
ＵＲＬ（2014年英語の公式サイト）：　http://www.tios.com.tw/2014/en/
* 会場内の蘭に触れることはできません
* 土（根）が付いていない切花は日本の空港で検疫を受ければ持ち込める

情報提供：台湾観光局/台湾観光協会東京事務所
http://timefortaiwan.tw/cal_jp/cal_19999

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