- 2025.04.30
オタワ・ブルースフェスト(Ottawa Bluesfest)は、カナダ・オンタリオ州オタワで毎年7月に開催される野外音楽フェスティバル。1994年に初めて開催され、当初はブルース音楽を中心に構成されていましたが、年々ジャンルの幅を広げ、現在ではポップ、ヒップホップ、ロック、R&B、EDMなど多彩なアーティストが出演するカナダ最大級の音楽イベント。
フェスティバルの歴史と発展
1994年:マジョーズ・ヒル・パークで初開催。クラレンス・クレモンズが出演し、約15,000人の観客を集めました。
1996年:ロバート・クレイやロス・ロボスなどが出演し、10日間で25万人を動員。
1997年:会場をコンフェデレーション・パークに移し、ドクター・ジョンやリトル・フィートなどが出演。
2002年:会場をフェスティバル・プラザに移し、シスコがスポンサーとなり、観客数は120万人を記録。
2007年:会場をレブレトン・フラッツ・パークに移し、ヴァン・モリソン、ボブ・ディラン、ホワイト・ストライプス、カニエ・ウェストなどが出演。
2011年:チープ・トリックのステージで落雷により50トンの屋根が崩壊する事故が発生。
2015年:カニエ・ウェストが出演し、約25,000人の観客を動員。
2018年:フー・ファイターズ、ベック、デイヴ・マシューズ・バンドなどが出演。
2022年以降:RBCとのスポンサー契約により「RBCブルースフェスト」として再開。
主な出演アーティスト(過去の例)
カニエ・ウェスト(2015年):約25,000人の観客を動員
フー・ファイターズ(2018年):エネルギッシュなパフォーマンスで観客を魅了
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(2016年):ロックファンから高い評価
レイ・チャールズ(1998年):出演によりフェスティバルの認知度が大きく向上
ヴァン・モリソン(2007年):カナダでは稀な出演で話題
ボブ・ディラン(2007年):伝説的なアーティストとして注目
ホワイト・ストライプス(2007年):ロックファンから熱狂的な支持を受けました。
ベック(2018年):多彩な音楽性で観客を魅了
デイヴ・マシューズ・バンド(2018年):独自の音楽スタイルで高い評価
このように、オタワ・ブルースフェストは多様な音楽ジャンルを取り入れ、国内外の著名アーティストを多数迎え入れることで、カナダを代表する音楽フェスティバルへと成長しました。地域社会との連携や音楽教育への取り組みも行い、地域文化の発展にも寄与しています。
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