南半球に位置し、日本とは季節が真逆の西オーストラリア州は6月〜8月がウインターシーズンです。爽やかな西風と南風が吹き、ブルーベリー・リリーやパープル・フラッグが咲いて、西部の田園地帯が青と紫色に染まります。冬に観光のベストシーズンを迎えるのが、乾季となる北西部の「キンバリー」です。「キンバリー」の玄関口で南洋真珠の世界的産地「ブルーム」では、この街のユニークな多文化の歴史を祝うお祭り「真珠まつり」が毎年開かれ、今年は8月26日～9月10日の期間で盛大に開催予定です。その他の地域でも、上質な黒トリュフを満喫したり、インド洋の海岸に集まってくる海の生き物たちと泳いだり、シルクのようなワインを片手に暖炉のそばでくつろぐなど、様々な楽しみがあります。

＜西オーストラリア州の冬の楽しみ体験＞
ベストシーズンを迎える「キンバリー」を観光。「キンバリー」の玄関口の町「ブルーム」では、毎年9月に「真珠まつり」が開催されます。［WEBサイト］ https://shinjumatsuri.com.au/

州都「パース」から北へ空路で約2時間の場所に位置する「ニンガルーリーフ」は、多様な海洋生物が生息する、世界遺産「ニンガルーコース ト」の海域内にあり、ジンベイザメと一緒に泳ぐことができる世界的にも珍しいスポットです。
更に、西オーストラリア州では、毎シーズン12,000種を超えるワイルドフラワーが咲き誇り、開花種の約8割は西オーストラリア州でしか見られない固有種で、地球上最大級規模のワイルドフラワー鑑賞を楽めます。
現在200以上のワイナリーが点在し、オーストラリアのプレミアムワインの30%以上を生産している「マーガ レットリバー」は、ラグジュアリー・ホテルもあり、贅沢な旅を満喫できます。
マーガレットリバー東部に位置する「マンジマップ」は、南半球で最大規模のトリュフ生産を誇り、トリュフ犬と一緒に黒トリュフハント体験ができます。
「ニンガルーリーフ」ではまた、ザトウクジラの群れが、毎年6月から11月にかけて、西オーストラリア州の北部キンバリーから大陸沿いに南極海に向かって移動し、優雅なクジラが海岸を回遊する壮大な光景を見る事ができます。
オーストラリアの州都の中で最も晴天が多い「パース」ですが、冬は暖かい屋内施設で楽しむこともおすすめです。「パース」の中心部は新しいバーやレストラン、ホテルで賑わいを見せています。

ぜひ、冬の西オーストラリア州で夢のような休日を体験してください。