1971年にデビューしたアメリカの伝説ロック・バンド「イーグルス」の映像作品「駆け足の人生～ヒストリー・オブ・イーグルス」が2013年6月5日に発売された。

イーグルスは、ザ・ビートルズやエルヴィス・プレスリーらと並び、アルバムの総売上が1億枚を超えるアーティストのひとつのグループ。1976年に発表された「イーグルス・グレイテスト・ヒッツ 1971-1975」は全米だけで2,900万枚が売れ、全米歴代で最も売れたアルバムとして今も君臨している。

今日発売された映像作品は、バンドの40年の歴史を振り返る未発表の映像を含む作品で、イーグルス結成から1970年代の大成功や80年代の解散、そして名曲「ホテル・カリフォルニア」がどのようにして生まれたかなど、いま明かされる真実のストーリーを映像化。作品は、1971年の結成から1980年の解散までを追ったPart1 と1994年の再結成以降を描いたPart2の2部構成。歴代メンバーをはじめデヴィッド・ゲフィン、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタットら関係者25人のインタビューを中心に、メンバー個人所有の写真やビデオ、グッズ、1977年の「ホテル・カリフォルニア・ツアー」の未発表ライヴなど貴重な初出映像が収録されている。

あまりにも有名なホテル・カリフォルニアのジャケット・デザイン。このアルバムのジャケットの建造物は実在のホテルだが、「ホテル・カリフォルニア」という屋号ではなく、ビバリーヒルズの高級ホテル「ビバリーヒルズ・ホテル」（愛称：ピンク・パレス）である。アルバム・ジャケットに用いられて70年代後半以降、観光スポットにもなっている。また、ジャケット内面の写真には、夢と現実の落差を象徴する寂れた雰囲気を表現するため、ビバリーヒルズ・ホテルよりも数段格落ちの「リド・ホテル」の内装を撮影して用いた。

「駆け足の人生～ヒストリー・オブ・イーグルス」特別映像をYouTubeで！