1990年から開催されている台湾の「ランタンフェスティバル」は、春節（旧正月）が明けて15日目に新年初の満月を祝う元宵節の前後に開催される大型イベント。その年の干支をテーマにしたランタンや、地方の特色を取り入れた大小のランタンが屋外展示される。毎年動物をイメージしたメインランタンを中心に、サブランタン、祈りのランタンエリア、歓楽ランタンエリアでは、多種多彩なランタンアートが見られる。
※元宵節（げんしょうせつ）は、正月の望の日（満月の日、旧暦一月十五日。日本でいうところの小正月にあたる）を祝う中華圏での習慣である。

旧暦1月15日の元宵節（2023年は2月15日）では、小正月とも呼ばれる通り春節イベントのラストを飾り、この日はどの家でも賑やかにお祝いをする。昔は国の安泰と人々の幸せを願って爆竹や花火のほか、手にランタンやたいまつを持ち、縁起の良い湯圓（お団子）を食べ、新しい年を迎えていた。元宵節になると各地の廟でランタンが展示されていたため、廟を渡り歩いてランタンを見て回る習慣があった。

台湾ランタンフェエスティバル
開催日：2023年2月5日〜2月19日
場　所：台北市
入場料：無料　　　　
公式サイト：https://tw-light.taipei/en
台湾Navi：https://www.taipeinavi.com/special/80013868

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