デルタ航空、アトランタで米国初の生体認証技術導入ターミナルを公開
期間:2018年12月1日から
[デルタ航空]2018年11月30日公開

エリア:アメリカ合衆国(本土)  > ジョージア州  > アトランタ / ジャンル:航空会社 , 

デルタ航空は本日、米国税関国境警備局(以下、CBP)、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(以下、アトランタ空港)、および米国運輸保安局とともに、米国初となる生体認証技術を導入したアトランタ空港国際線ターミナル(Fコンコース)を公開しました。

デルタ航空に加え、提携パートナーであるアエロメヒコ航空、エールフランス航空、KLMオランダ航空、ヴァージン・アトランティック航空の同ターミナル発着便をご利用の際にも、顔認証技術の利用を選択することが出来ます。顔認証技術が導入される場所は以下のとおりです。

・出発ロビーに設置されたセルフサービスのチェックイン機
・出発ロビーの預け入れ手荷物カウンター
・手荷物保安検査場
・Fコンコースの搭乗ゲート
・Fコンコースの国際線到着便の入国審査

各場所における顔認証オプションの選択は10月中旬から部分的に開始されました。1週間で約2万5千人の国際線搭乗客のほとんどが顔認証オプションを選択し、利用しなかった搭乗客は2%以下でした。初期データによると、顔認証を利用した場合、搭乗時にかかる時間は一人当たり平均2秒短縮され、ワイドボディー機の搭乗時間は9分短縮されます。

デルタ航空の最高運航責任者であるジル・ウエストCOOは、2019年にデルタ航空のハブ空港であるデトロイト空港のターミナルでも、フルスケールの生体認証サービスを開始することを発表しました。

デトロイト・メトロポリタン空港のマクナマラ・ターミナルでも、CBPおよびウェイン・カウンティ空港当局と協力し、搭乗口での顔認証試験を今年7月に開始しましたが、12月半ばまでに14の国際線搭乗口全てに拡張します。これにより、デトロイト空港から国際線を利用するすべてのお客様は、搭乗口にて顔認証を選択することができます。2019年には、チェックインから搭乗口まで、個人認証が必要なすべての場所に顔認証技術を導入する予定です。

今回の顔認証オプションの拡張は、CBPとデルタ航空がこれまでアトランタ空港、デトロイト空港、ニューヨーク‐JFK国際空港で、数年かけて実施してきた搭乗時の顔認証試験に基づくものです。このほか、ミネアポリス空港では、国際線のお客様を対象に生体認証によるセルフサービス手荷物預け機の試験を実施し、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港においても搭乗時の生体認証試験を実施しています。また、米国内全てのデルタ・スカイクラブにて、クリアの生体認証技術を使ったチェックインサービスを開始しました。

アトランタ空港国際線ターミナルを出発する直行便をご利用のお客様が、顔認証オプションを利用する場合の手続きは次のとおりです。オンラインチェックインの際の案内に従い、パスポート情報を入力する。(オンラインチェックインをしていなくても、空港でパスポートをスキャンすることもできます。)空港のセルフサービスのチェックイン機にて、スクリーン上に表示される「Look」の文字をクリックするか、チェックインカウンター、保安手荷物検査場、搭乗口付近に設置されたカメラに顔を向ける。スクリーン上に緑色の確認マークが点灯したら認証終了。
(国際線にご搭乗のお客様は、常にパスポートを携帯する必要があります。)

【お問い合わせ】

【日本での問い合わせ先】

  • デルタ航空予約センター ナビダイヤル(9時〜20時)
  • TEL:0570-077733
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