- 2019.01.17
ニューヨーク市経済開発委員会は、同市で今年開催されるグローバル・デザインの祭典「NYCXDESIGN ニューヨークXデザイン」プログラム・ハイライトの概要を発表しました。本年で5年目を迎えるこのイベントは、本年5月3日から23日のあいだ市内5つの行政区にわたり500以上のイベントが開催されます。
ニューヨーク市には、50,000人以上のデザイナー、7,500社以上のデザイン事務所があり、それによる税収入は毎年5億5千万ドルにも上ります。アメリカ国内のみならず、世界最多の約4万4000人のフルタイムのデザイナーを擁し、その数は直近の10年間で約30%増加しています。
本年は、デザイナー、学校および企業による幅広いプログラムが用意されており、MoMAニューヨーク近代美術館でのプログラムを皮切りに22日にわたるイベントがスタートいたします。イベント開催期間中は、展示会、インスタレーション、ディスカッション・フォーラム、トレードショー、ファッション、インテリア、インタラクティブ・デザインなどに焦点をあてたオープン・スタジオも開催されます。
初開催のプログラム満載の中でも注目すべきは、『デザイン・パビリオン&マーケット』です。タイムズ・スクエア内に設置されるこのマーケットは、開催される全てのイベントのパブリック・センターとしての役割も担い、創造力をかきたてる展示のほか、フード&ダイニング・インスタレーションや、最先端のパフォーマンスが披露されます。『タイムズ・スクエア・ハブ』は、“ミッドナイト・モーメント”と題したデジタル・アート展で、イベント開催中は毎晩午後11時57分からタイムズ・スクエアのビルボードとシンクロして展開されます。