サン・セバスティアンの太鼓祭り
期間:2024年1月20日のみ
[世界のイベント(リスヴェル編集部)]2024年01月 5日公開

エリア:ヨーロッパ  > スペイン  > サンセバスチャン / ジャンル:イベント・フェスティバル , 

スペインのバスク州の都市サン・セバスティアンでは、毎年1月20日の聖セバスチャンの祭日に「タンボラーダ」として知られる太鼓祭りが行われる。前日19日の夜、旧市街の憲法広場で市長がサン・セバスチャンの市旗を掲げると、それから24時間街中に太鼓の音が満ちあふれる。白いエプロンにコック帽のコック姿、兵士の衣装を着た人々が街をパレードする。

タンボラーダの起源は、フランスのナポレオン軍に占領されていた19世紀初めに遡る。当時、旧市街の小さな町だったサン・セバスティアンには、水汲み場が1箇所しかなく料理人を含む市民は皆そこで水を汲んで暮らしていた。その頃、町の門の開閉合図のためにナポレオン軍は毎日太鼓をたたいて町を行進。それを見たコック達が手にもっていた水くみの樽を叩いて、フランス占領軍をあざ笑って真似をしたことが起源と言われている。

参加者が増えた今では様々な制服を着た参加者がいる。1月20日のセバスティアンの町でタンボラーダを一度も目にしないことはない。125以上の企業が参画しブラスバンド、旗手、水運搬人など20〜50ドラム、50〜100バレル(樽)を叩いて町を練り歩き、ダンスや音楽で通りを賑わせている。

サン・セバスティアン・デー:タンボラーダのドラムパレード
(SAN SEBASTIÁN DAY: THE TAMBORRADA DRUM PARADE)
開催日:毎年1月20日
開催地:スペイン、サン・セバスティアン
URL:https://www.sansebastianturismoa.eus/en/blog/culture/461-san-sebastian-day-the-tamborrada-drum-parade




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