- 2024.11.17
12月のストラスブールはクリスマス一色になる。フランスで最も有名なクリスマス・マーケットであり、ストラスブールのクリスマス・マーケットは1570年より開かれているフランス最大かつ最古のひとつ。
別名を“幼子イエスの市場”という意味の「クリシュトキンデルスマリック」と呼ばれており、色彩豊かなガラス玉、木製のクリスマス装飾、スパンコール装飾の電飾など、カラフルなクリスマスツリーのオーナメントや伝統に沿った装飾を楽しめるクリスマス・マーケットとして知られている。クリスマス製品、ホットワイン、お菓子、ドーナッツ、民芸品、おもちゃなど、毎年300店ほどの露店が並び、期間中に160万人以上が訪れる。
フランス北東部ライン川左岸に位置する都市ストラスブールは、2000年以上の古い歴史の中でラテン文化とゲルマン文化が融合した独特の文化遺産を持ち、素晴らしい建築文化が栄えたアルザス地域圏の首府であり、バ=ラン県の県庁所在地で、ライン川の河川港を抱える交通の要衝である。
ライン川の対岸にはドイツの都市ケールが存在するが、シェンゲン協定によってパスポートチェック無しで自由に行き来できる為、現在では両者で1つの商業圏になっている。旧市街や運河沿いに並ぶ木骨組みの民家など伝統的な古い街並み、同時にヨーロッパを代表する主要な行政機関が集まった近代都市、という異なる顔をもつ。徒歩でも十分に回ることができるが、遊覧船やミニ・トラム、市電、自転車での観光もお勧め。2007年のTGV東線開通により、パリのシャルル・ド・ゴール空港(または東駅)からはわずか2時間20分でアクセス可能。フランスの地方都市の魅力を探るなら、必ずしや訪れたい町。
ストラスブールのクリスマス・マーケット(Strasbourg, Capitale de Noël)
開催日:2024年11月27日〜12月27日 午前9時〜午後7時
開催地:ストラスブール
URL:https://noel.strasbourg.eu/
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