- 2025.01.15
香港政府観光局が、アジアの著名な映画監督と共同制作をした短編映画が、2024年6月に開催される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2024」(略称:SSFF & ASIA)において「アジアインターナショナルプログラム」部門で特別上映されることが決定いたしました。
香港政府観光局は、魅力的な旅行先としての香港を映画やテレビを通して多くに方に知ってもらうことをプロモーション戦略の一つとしています。その一環として、アジアでトップクラスのエンターテイメント会社であるCJ ENMと提携し、著名な監督を起用して短編映画を制作する「Hong Kong in the Lens by Asian Directors」プロジェクトを昨年始動しました。まずタイ、韓国そしてフィリピンの監督による3つの短編映画が制作され、それぞれの国で上映されました。これらの映画の中では、香港の活気あるBarシーンや現地のリアルなライフスタイル、香港が持つ芸術的文化的な魅力あふれるシーンがふんだんに登場します。SSFF&ASIAでは、この3本の映画が東京の会場で上映されるほか、オンラインでも配信されます。
昨年「Hong Kong in the Lens by Asian Directors」に参加したのは、タイから『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』のナタウット・プーンピリヤ監督、韓国からは『犯罪都市』のカン・ユンソン監督、そしてフィリピンから『Hello, Love, Goodbye』のキャシー・ガルシア・サンパナ監督。各制作チームは、別々の時期に香港の様々な場所を訪れ、短編映画の撮影をしました。香港の魅力がそれぞれのスタイルで表現されています。
●Zi Mui 姉妹
【ストーリー】
父の目を覚まさせようと、父の過去の恋人を探す旅に出た姉妹のAbbとMay。性格が全く違う姉妹は、それぞれ自分の手で彼女を探すことに。果たして成功するのか?
【作品について】
大ヒット作『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』で知られるタイの名監督ナタウット・プーンピリヤ氏と、実の姉妹である女優クリスとプローイ・ホーワンが描く、失われた縁を探す物語。
映画の舞台は主に夜で、2人の主人公が香港島の西環にある元々卓球場だった場所をバーにしたPing Pong 129 Gintoneria、中環のFoxglove、 大館にあるDragonflyなどのバーやクラブ、Duddell StreetやPottinger Streetなど、香港の華やかな夜景を歩き回るシーンが映し出されます。
監督は、香港の夜景を最大限に生かすため、背景を広く写すためにクローズアップショットをあえて減らしました。
上映:2024年6月16日14:50-16:50 二子玉川ライズ スタジオ & ホール
※オンライン配信あり(2024年6月1日~6月30日)
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2024
https://www.shortshorts.org/2024/