ザ ダタイ ランカウイ

1千万年前の熱帯雨林、2億5千万年以上前に遡るダタイ･ベイ‐ザ ダタイ ランカウイは、他にはない魔法のような場所に佇んでいます。その環境にインスピレーションを受け、新しいネイチャーディスカバリーなど、さらなる進化を続けています。

ザ ダタイ ランカウイの750ヘクタールにおよぶ熱帯雨林は、自然を愛する人々にとって夢のような場所です。魔法と神秘に満ち溢れたこの場所には、語るに値する数多のストーリーと発見があります。リゾートに住むナチュラリストが精選した、様々なネイチャーアクティビティをご用意しています。

ナチュラリスト、Irshad Mobarakが、最近来日したときのコメントから始まる森林療法、または森林浴の興味深い文章をご紹介します。

「私は、世界中の多くの古くからある文化によって実践されてきた森林というコンセプトの中で時間を過ごすことの医学的な効用を理解するために、1月に日本へ行きました。

何世紀もの間、マレーシア人はMandi Embun（インドネシア語で“露を浴びる”）と呼ばれる健康のコンセプトを実践してきました。それは、熱帯雨林や公園を、通常は素足で楽しみながら歩くといういうシンプルなもので、自然のヒーリングパワーを体験することができます。Mandi Embunにより得られる効用は、何世代にもわたり、広く伝承されてきました。つい最近、日本の医学調査が、自然環境の中で時間を過ごすことは高血圧、体内のコルチゾルやホルモンのストレスレベルを下げるということに賛同しました。

研究はまた、森林の木は、フィトンチッドとよばれる微細な自然の自衛的な化学物質を継続的に放出していて、それは、我々が息を吸い体内に取り込まれると、体内のナチュラルキラー細胞を増やし、がんなどの疾病にたいして自然の抵抗力をもつということを示しました。

日本政府は、国の健康政策の中に、国内に100以上の森林療法のための小路を作ることを目標とする森林療法または、森林浴の実践を盛り込みました。

ザ ダタイ ランカウイは、まさに、Mandi Embun、または、森林浴のコンセプトを体現するような手付かずの熱帯雨林の中に佇んでいます。ぜひ、次の旅行ではザ ダタイ ランカウイにいらしてください。そして、私と一緒にネイチャーウォークにご参加ください。」

レジデント･ナチュラリスト　イルシャド･モバラク（Irshad Mobarak）