- 2019.01.17
ニューヨーク州 都市交通局は9月13日(日)、マンハッタン・ミッドタウンの東端に469番目の駅となる「34st-Hudson Yards」を開業いたしました。
ほぼ17年ぶりとなる新しい駅と構内はステンレスのタイル・パネル、花崗岩の床タイルと高級感のあるデザインで、省電力照明を採用しつつも明るく清潔な印象を与えています。新駅のデザインはダットナー・デザイン(Dattner Design)が、地上出口部分デザインはトシコ・モリ・アーキテクツ(Toshiko Mori Architect)が受け持ち、ランドスケープ・デザインはマイケル・ヴァン・ヴァルケンバーグ(Michael Van Valkenburgh)が担当しました。
主要駅からの所用時間
グランドセントラル~7分
フィフス・アベニュー~5分
タイムズ・スクエア~4分
およその運行間隔
平日
朝6:00~23:00:5分間隔
深夜早朝は約20分間隔
マンハッタンの西端にあたるエリアに位置する新駅は、鉄道線路跡の再生プロジェクトとして知られる「ハイライン」の起点ともなっており、市内最大のコンベンション施設のジャビッツ・センターにも隣接しています。また、観光クルーズ・ツアーで人気のサークルラインの出発点、ピア83やギャラリーが集まるチェルシー地区にも近く、この地域へのアクセスを飛躍的に改善し、進行中のプロジェクト「ハドソン・ヤード」の完成後には新たな人の流れを生み出すことが期待されています。