変貌するリバーシティ・ブリスベンで、熱血ラグビー観戦！

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夕焼けが美しいブリスベン川のほとりの街・ブリスベン

“ブリスベン”　と聞いてあなたは何を想像しますか？

「えー、ブリスベンってどこ？」「うーんと…オーストラリアのどこかの都市だよね？」
な～んて人も多いのではないでしょうか？

昨年、イギリスで開催され、日本代表が活躍したラグビーＷ杯のヒーロー 五郎丸選手が海外移籍する先が、ブリスベンのレッズというチームだということで一気にその名が広まり、ブリスベンってどこ？どんなとこなの？と思った人も多いかもしれません。

そこでこの際、オーストラリアを代表する都市でありながら今まで地味な存在だった「ブリスベン」に着目。せっかくだから、話題のレッズの試合も観戦してしまおう！ということで、密着取材してきました！

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ブリスベン川を行き交うフェリーが市民の足となるリバーシティ

■州都なのに…知られざる街・ブリスベン

ブリスベンは、オーストラリア大陸の4分の1に当たる北東部分を占める2番目に大きな州・クイーンズランド州の州都。

サンシャイン・ステート（太陽降り注ぐ州）と呼ばれるクイーンズランド州の中心地ですから、いつでもサンサンと降り注ぐ太陽と青い空が広がっていて、1年を通して比較的過ごしやすい気候が◎！

街の中心部には、ブリスベン川がとうとうと流れ、豊かな緑と川に削られた赤茶色の岩壁、そして、古き良き時代の建物と近代的なビルディングが混在しながら、見事なハーモニーを醸し出しています。


・・とはいえ、実はワタクシ、長年オーストラリアに住み、国内各地を旅して様々な情報を発信してきたくせに、ブリスベンには過去1泊しか滞在したことがなかったのです…

しかし今回、1週間ほど滞在し、街のあちこちをじっくり歩き回って感じたのは、
「なんで、今までちゃんと訪問しなかったんだ！」
という後悔の念ばかり。

ブリスベンは、さらに魅力的な街へとどんどん変化している最中で、見どころいっぱい！しかも観光客にやさしい！と、いいことづくめだったのです。

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青空に緑のフィールドと赤い椅子のコントラストが眩しいサンコープ・スタジアム

■まずは、五郎丸選手の活躍を生観戦するため、サンコープ・スタジアムへ

ブリスベンっ子自慢のサンコープ・スタジアム。
ここが、Ｗ杯で日本代表として活躍した五郎丸選手とツイ選手が現在所属する「レッズ」の本拠地＝ホーム・スタジアムです。

ブリスベン中心部外れに位置するローマ・ストリート駅から歩いて15分程度ですが、試合のある日は、チケットを持っていればバスや電車が無料になり、ミルトン駅からは徒歩6分程度で到着できます。
また、試合開始2時間前からは、スタジアム行きのシャトルバスも運行されるので、それらを利用するのがおすすめ。

観客席と選手がプレーするフィールド（ピッチ）が近く、ゲームの雰囲気がダイレクトに伝わると、地元でも評判のスタジアムです。

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衣装を揃えてサンウルブズの応援に集まったオージー軍団（上）と日本から駆け付けた応援団の皆さん（下）

■迫力のスーパーラグビーを本場で観戦！

往年のラグビー・ファンにとっては憧れの的でもあるスーパーラグビー。

そこへ今年から日本が参戦することとなり、興奮は絶頂！
「世界一エキサイティングなラグビー・ゲーム」といわれるスーパーラグビーで戦う日本チームを観ることができるようになろうとは、夢にも思っていなかったことでしょう。（高校時代からのラグビー・ファンで元マネージャーの私もそのひとり）

そんなわけで、今回のブリスベン取材のハイライトが、このスーパーラグビー第13節レッズ対サンウルブズ戦。そう、五郎丸選手とツイ選手が所属するレッズと日本のサンウルブズとの一戦です！

試合当日は、日本からもたくさんのファンが集結。
なんと、レッズから日本のサンウルブズへ移籍したエドワード（エド）・カーク選手の兄の呼びかけで集まった総勢70名のオージーだけのサンウルブズ応援団も現れたりと、レッズ戦では今季最高となる観客数19,073人が詰めかけ、大いに盛り上がった一戦となりました。

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五郎丸選手のサインを求める、たくさんのオージーのファンたち

試合の内容や結果は、各スポーツ紙でご覧いただくとして…

レッズのホームゲームでは、試合後、ファンがグランドに降りて選手たちと交流できるファン・イベントがあるのも大きな魅力！なんたって、スーパーラグビーのスター選手と間近に触れ合えるチャンスが誰にでもあるのですから、ラグビー・ファンなら垂涎ものに違いありません。

試合終了後、子供たちを中心に、ファンがどどどーっとグラウンドへとなだれ込み、選手たちからサインを貰ったり、一緒に写真を撮ったりできるイベントで、皆、本当に楽しそう♪

ファンたちの嬉しそうな笑顔を見ていて、日本のプロ・スポーツでもどんどんやればいいのに…と、心の中でつくづく思ったほどです。

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サンウルブズの選手の皆さんも、ファン交流イベントに参加

■ブリスベンへの行き方と空港からのアクセス

日本からブリスベンへは、2015年8月より、カンタス航空の直行便が就航しています。

週7便の運航で、成田20時40分発、ブリスベンへは翌日の 6時45分に到着。
帰りは、ブリスベン10時45分発、成田 19時00分到着のスケジュール（2016年5月時点。※季節によって若干変更がありますので搭乗前に必ず確認を）。
また、飛行時間は、約9時間。日本とブリスベンの時差は、わずか＋1時間です。

空港から市内へは車で約30分、エア・トレインという電車に乗れば、市内中心部近くのブリスベン中央駅まで20分程度と、交通の便がいいのも嬉しいところ。

とっても近くなったブリスベン。
その魅力は、ラグビー観戦だけにとどまりません！

次回からは、かわいいカフェや美味レストラン、アクティビティ、郊外のおすすめスポットなどなど、知られざるブリスベンの魅力をたっぷりとご紹介していく予定ですので、お楽しみに♪ ⇒公開しました！

▼カンタス航空・日本直行便案内
▼エア・トレイン（英語）
▼サンコープ・スタジアム（英語）

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Special Thanks to: Tourism and Events Queensland, Qantas Airways, Brisbane Marketing.