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  • 2015年12月10日更新
リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部

台北パワースポットで究極の広東料理を味わう

金龍レストランの龍をモチーフにした水晶ランプzoom
金龍レストランの龍をモチーフにした水晶ランプ
ガラス張りの大きな窓から台北101や基隆河、内湖の観覧車など台北市内を見渡せる金龍レストランは、台北屈指の絶品広東料理が味わえ、ランチタイムには香港式飲茶も楽しめる。改装工事を経て2014年5月29日にリニューアルオープン。人間国宝の画家、巨匠傅許男氏を招き、専門チームとともに修繕した絵画、天井には龍をモチーフにした水晶ランプ、雲海の絨毯、「満山紅色」屏風などをもとに龍が雲の上を飛んでいる情景は壮大で宮殿の雰囲気そのもの。
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金龍レストランの許耀光総料理長
料理人歴30年以上の許耀光料理長は、広東料理だけではなく多国籍料理や創作料理の数々を考案。圓山の有名なビーフステーキやガーリック風味のパリパリチキン、北京ダックなどの看板料理のほかに、サプライズ料理も楽しめる。オススメはやはり広東式点心、圓山ミニステーキ。今回ランチタイムに訪れたリスヴェル取材班が食した8品の絶品料理を紹介。どれも本当に美味しかった!
金龍レストランのオススメ料理zoom
金龍レストランのオススメ料理
左上からエビ入り蒸し餃子(150元)とエビとニラ入りの米粉皮巻き物(160元)、大根餅(130元)、ケールと椎茸の炒め(380元)、芋あん餃子の揚げ(130元)。新鮮な海鮮をたっぷり使ったエビの点心は温かいままテーブルに届けられる。米粉皮巻き物のソースは甘ったるさがなく醬油ベースのやさしい味。台湾で1位2位を争うと言われている大根餅は表面がカリットして中はもちもち、油っぽくなくやさしい味。健康に良さそうなケールの炒めもまろやかで上品な味付け。芋あん餃子は飲茶では必ず食べるのだが、すり潰した芋に茸が入っていてほんのりと香る。揚げ物なのに全く油を感じさせない繊細な逸品。
金龍レストランのオススメ料理zoom
金龍レストランのオススメ料理
牛肉とニンニクの炒め(580元)、鶏肉のそぼろレタス包み(500元)、魚、鶏肉、豚肉ボール、タケノコと野菜の土鍋煮(580元)、塩魚と鶏肉のチャーハン(380元)。牛肉の炒め物は脂身のない赤身の牛肉が柔らかくオイスターソースのやさしい味付けで後を引くおいしさ。レタス包みはメニューにある「鶏肉のそぼろレタス包み」の鶏肉をエビに替えてもらった。椎茸や野菜に沢山のプリプリエビが入った炒め物と揚げビーフンをレタスに包んで提供してもらう。シャリシャリのレタスでプリプリのエビの食感が楽しめる。塩魚のチャーハンは台北に行ったら味わいたい料理のひとつ。塩魚のダシの旨みと塩味が最高。ぱらっぱらのチャーハンは食べ終わった皿に油が残らないことからも、いかにあっさりしていて食べやすいかが分かるだろう。
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デザート「千絲繡球菊花湯」
ここでしか食べられない芸術的なデザートがある。中国語で「千絲繡球菊花湯」と書くが英語ではSweet soup of Chrysanthemum Flower-lie Tofuと説明されている。菊の花を甘くしたシロップに、菊の花に模した豆腐を浮かべたデザートだ。実はこれ、6センチ各の豆腐を縦横108切りの包丁をいれて花形を作るという超人技によってできるのだが、許耀光料理長だけではなくみんなできるという。さすが台湾中の優秀な料理人をここに集めているというだけある。千絲繡球菊花湯(180元)ができるまでの様子はこちらから(YouTube)
金龍レストランのエントランスzoom
金龍レストランのエントランス
金龍レストランには約240席の一般客席の他、4部屋の個室(梅、籣、竹、菊)、180名用の宴会場、30名用の国宴ホールなど広さも機能も多彩。かつては台湾神社があった神聖な土地にあり財運をもたらすといわれる「貸布」や繁栄を象徴する22万匹の龍のエネルギー溢れる台北のパワースポットで、地元の人々は婚礼、子供の満1ヶ月祝賀会、誕生日や結婚記念日などの家族の集まりや、各種会議から会合などに最適な場所として人気という。多くの日本人にも愛されている金龍レストランは予約必須!少人数ならアラカルトよりもコース料理の方が色々食べられるのでオススメ。飲茶ランチコース(900元)では前菜からデザートまで10品ほど楽しめる。

金龍レストラン
場所:圓山大飯店金龍庁2階
時間:ランチ 11:30-14:30、11:00から14:30(日曜・祝日) 
   ディナー 18:00-22:00
   ※ 10%のサービス料が加算されます
予約:http://www.grand-hotel.org/taipei/ja-jp/ (日本語可)
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