旅の扉

  • 【連載コラム】「eTabi・eAji・eDeai」
  • 2015年5月14日更新
旅先の歴史文化を肌で感じ、食の魅力と一期一会の心を夫婦で配信
ライフスタイルWEBマガジンlade:根建 孝弘・亜弥子

モダンアートと食楽が融合した富山のリゾートホテル

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モダンとアートが融合した贅沢なホテル
つい先日、足を運んで衝撃を受けた富山のリゾートホテルをクローズアップします。2015年3月14日、ついに待望の北陸新幹線が開業し、今や金沢とともに注目されはじめた富山。実は、富山はうちの旦那様の実家でもあり、年に1、2回は現在住んでいる静岡より富山に帰省しています。

今や、金沢、富山をはじめ、沿線各地では観光客を温かく出迎えようと取り組まれており、活気に満ち溢れています!でも、金沢は観光名所がたくさんあるのに、「富山って何があるの?」が静岡生まれのわたしの最初の疑問でした。

旦那様に聞くと「雄大な自然、新鮮な魚介、綺麗な水、美味しいお米」などが出てきて、とにかく富山は自然に満ち溢れているという印象です。そんな富山で観光というと黒部ダムや宇奈月温泉などがメジャーですが市街地からはどの観光地も遠いところに点在していて、近隣で気軽に立ち寄れる観光地を探していたところ、素晴らしいリゾートホテルに滞在する機会を得ました。

そのホテルは富山に居ながらにして富山とは感じさせない究極の大人の隠れ家であり、「アート」、「食」、「自然と温泉」を一度に体感できる「リバーリトリート雅樂倶」。日本国内、行けるところは我が家の愛車であり、旦那様が15年も乗り継いでいるマセラティで旅するのが我が家のお決まり。雅樂倶さんのスタイリッシュな外観とビアンコカラーの3200GT、なかなか良いショットです。
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リバーリトリート雅樂倶の外観
富山の緑豊かな自然に溢れ、神通川のほとりに佇むその静けさは、喧騒を忘れ、安らぎのひとときを過ごすに最適な究極の隠れ家ともいえるリゾートホテル「リバーリトリート雅樂倶」。こちらは、富山空港より車で約15分、市内より車で約30分とアクセスは良い場所にあり、富山駅からの送迎サービスも用意されているので助かります。

2000年5月に本館を設立した雅樂倶は、5年後の2005年11月9日に新館を増築し、建築家に、数々の賞を受賞されている「海の博物館」や「牧野富太郎記念館」を手がけられた内藤廣(ないとうひろし)氏を迎え、「数奇屋の繊細さとアジアの土臭さ」をコンセプトとし、あくまでもリトリート(隠れ家)というイメージにこだわり、空間を実現しています。

モダンでスタイリッシュな外観、内観を持つ雅樂倶の最大の特徴は、館内外において、およそ300点のアート作品が至るところに散りばめられ、自由に拝観でき、まるで美術館のように贅を尽くしながらも、アートを身近に感じさせる施しが素敵。
新館214号室「白橡の間(しろつるばみ)」zoom
新館214号室「白橡の間(しろつるばみ)」
日本人のみならず、今や世界中の人々に愛される日本の四季。ここ雅樂倶でも、四季折々の豊かさを、静かに流れゆく時間の中で感じることができます。

今では、外国から(特にタイや台湾などのアジア圏)のゲストも増加傾向にあるようですね。この時は春の心地良さを感じることができ、外を見渡せば、眩いばかりの新緑に覆われた山と涼しげな神通川の流れ、舞い散る桜が美しく、それはもう安らぎを感じるには十分すぎるほどに贅沢な空間。

本館新館合わせて25部屋という客室のすべてが1つとして同じ部屋が無く、それぞれの部屋で異なる趣があり、何度訪れても飽きることなく、自分好みの部屋探しを楽しめます。

中でも、こちらの新館214号室「白橡の間(しろつるばみ)」は人気のお部屋のようです。土や木の素材感が暖かな印象を与えるよう、柔らかな印象の白橡の色合いをベースに造られていて、とてもナチュラルな空間。客室面積は、115㎡ + テラスと広々とゆったりとしていて、夫婦2人には贅沢すぎるほど。そして、置かれている家具にも驚かされます!本当、贅沢です。

全体的に落ち着いた空間だけに、若いカップルや夫婦が楽しむというよりも、40代~60代の夫婦に人気のようです。10代の頃に修学旅行で行った京都の本当の楽しみ方を知らなかったように、こちらもある程度、経験値を重ねた方のほうがより楽しめるかも。人生半ばを迎えるわたし達夫婦には、ストライクゾーンでした。
春日温泉が湧き出る露天風呂zoom
春日温泉が湧き出る露天風呂
こちらでは、春日の地に湧き出る滑らかな肌あたりの天然温泉(弱アルカリ塩化物泉、ナトリウム塩化物泉)が堪能でき、神通川を間近に望む天然温泉露天風呂では、季節毎に異なる風景に身を委ね、心身共に解放的な時間を過ごせます。温泉に浸かるもよし、サウナで汗を流すもよし、よりリラックスしたい方はセラピールームでセラピストによるトリートメントがお勧め。
「L'evo レヴォ」の一皿 「とやま海老/発酵エキス」zoom
「L'evo レヴォ」の一皿 「とやま海老/発酵エキス」
「リバーリトリート雅樂倶」で最もお勧めしたいのは、昨年5月にリニューアルオープンしたばかりのフレンチレストラン「L'evo レヴォ」です!

料理人一家に生まれ育った関西出身の谷口英司シェフは、幼い頃から料理人を目指し、有名レストランで修行を積まれた後、縁あって34歳でこの富山の雅樂倶に足を踏み入れるわけですが、最初は「こんな田舎でフレンチができるものか・・・」と、不安を抱えていたといいます。

徐々に、輝きを放つ職人や生産者と出会うことで、富山の自然の恵みや食材の豊富さの有難さを知ることとなり、今では、富山愛に溢れ、生産者とともに野菜を作り、山菜を採り、立山から湧き出る水をも自ら汲みに行き、富山の食材を用いて、固定概念にとらわれない革命的な料理を提供しています。

その料理の数々が驚く程に素晴らしく、わたし達夫婦は衝撃を受けました!

アーティスティックな盛り付け、繊細な味わい、細部に渡るまでのディテール、数々のこだわりのしつらえ、その前衛的なスタイルは、国内の旅行先で「帰りたくない・・・」と本気で思ったのは初めてのことかもしれません。思い出すだけで、今でも飛んでいきたい衝動に駆られます。レヴォはきっとこの先世界に通用するレストランへと進化していくことでしょう。

今回、素晴らしい雅樂倶とレヴォを紹介してくれたのは、「cave l’onde カーヴ・ロンド」というワイン卸店のオーナー浅野大輔さん。富山に来た当初、あまり富山に馴染めずにいた谷口シェフが、「EAT WINE TOYAMA」という富山の大きなイベントで、浅野さんと知り合ったことをキッカケに、富山の才能溢れる作家さんや職人さん、生産者の方たちとも少しずつ交流を持つようになり、富山の良さをダイレクトに自分の料理に反映するようになっていき、彼の革命はそこから始まります。

今では、オーナーシェフの谷口さんと浅野さんは、高志を共に高め合う同士として親しい間柄で気心知れる飲み友達。そんな御2人と一緒に楽しい時間が過ごせたわたし達夫婦もまた恵まれています。

どの土地でも、やはり人が人を育て、人が人をつなぎ、美味しい食事が人の心を豊かにするものなのですね。富山には、この雅樂倶さんをはじめ、わたし達夫婦がお勧めしたい美食レストランがまだ存在します!

WEBマガジンで、富山記事をまとめてありますので、どうぞ覗いてみてください。

「リバーリトリート雅樂倶」素晴らしき富山屈指のリゾートホテル宿泊記
http://lade.jp/articles/travel/35508/
「WEBマガジンlade」 根建 亜弥子zoom
「WEBマガジンlade」 根建 亜弥子
この度、リスヴェルさんのコラムニストとしてお世話になりますWEBマガジンlade-ラデ-の根建孝弘と亜弥子です。夫婦でWEBマガジンを立ち上げたのは、今から2年前の2013年4月のこと。国内外のレストランやリゾートホテルなどを中心に、わたし達夫婦の日々のライフスタイルを配信し続けています。

「日々の生活をもっと楽しんでもらいたい!」という想いから、美味しい食ネタや楽しいイベント、ちょっとしたお得な情報や知らなかった世界など、自分たちのフィルターを通して、これだ!と思うものにクローズアップしています。

「出会いをつなげ、自分らしく生きる、ということ。」
これがわたし達のコンセプトです。

人と人をつなげ、好きなものや好きなこと、そして好きな人々を紹介しながら、自分らしいスタイルで日々を楽しむアイデアを配信していきます!
ライフスタイルWEBマガジンlade:根建 孝弘・亜弥子
毎朝起きて必ず交わす「おはよう」の挨拶のように、夫婦で必ず交わす「今日何食べる?」の会話。B級グルメから星付きまで幅広さを持ち、バランスを保ちながらジャンルを問わず、本当に美味しいものは何かを求めています。

国内外、気の向くままに夫婦で足を運び、グルメネタを中心にした日々のライフスタイルをWEBマガジンで配信しています!

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