恋人同伴で行く旅行のコツを恋愛上手な彼氏に聞けば、ホテル選びは大切なテーマと言う。ホテルの選択が相手に対して自分の気持ちの物差しとして映るかもしれないと思うと、やはり思い切りロマンティックに演出したい。ホワイトデーに海外へランデヴーなら、グローバー・ワシントンJr.の「Just The Two Of Us」を聞きながら、カップル向けホテル10選はとても魅力的。
THE PAVILIONS(タイ)
ヴィラに備え付けのiPodには“リラックス”や“ロマンティック”のテーマのプレイリストが入っている。でももっとロマンスに効果的なのはホテルの“線なし全身日焼け”に便利なポリシー。エメラルドの海と真っ白な砂浜の美しい「アンダマン海の真珠」で、旅のパートナーと共にとってもセクシーなバカンスが待っている。
TORRE DI MORAVOLA(イタリア)
千年も昔に建てられた丘の上の見張り塔で、ウンブリア州ペルージャ郊外の穏やかな景色を眺めながらのディナーはとてもロマンティック。部屋に戻り、ふたりで入ってもゆったりできる大きなバスタブでリラックスしたら、大きな暖炉で真っ赤に燃える炎を眺めながらシャンパンとチョコレート。かつてここにいた見張り番たちは、ふたりの楽しい時間を覗き見しているかも知れない。
VILLA DE L’O(モロッコ)
ここはマラケシュの西の町エッサウィラ。歴史は古く、ローマ時代のヴィラが発見されている。ロマンティックな海辺のロケーション、ストレスを解かし流してくれるリュクスなハマム、エキゾチックなゲストルームに思わず飛び込まずにはいられない大きなベッド。オーバーサイズのバスタブはカーテンでぐるりと囲うことができるなんて、エキゾチックなモロッコでふたりは熱く燃え上がる。
INTERNATIONAL HOUSE(米国、ニューオリンズ)
非日常のふたりだけの世界へ、魔法のような時間をニューオリンズ式に実現。スタイリッシュなインターナショナル・ハウスでは、希望に応じて本物のブードゥー女司祭によるラブ・セレモニーを手配してくれる。儀式で愛をしっかり深めるためには30日前までの予約が必要。
SANCTUARY ON CAMELBACK MOUNTAIN(米国、スコッツデール)
落ち着いた雰囲気のリゾートで、ふたりの特別な時間を演出してくれるのは、深めのバスタブと溶岩材の暖炉を備えた都会的なカシータスタイルの客室。夕方のターンダウン・サービス時にはシャンパンとバラの花びらをそっと置いてくれるから、ムードアップもストレスフリー。しかも窓の外はキャメルバック・マウンテンの雄姿が広がる。
PONTA DOS GANCHOS(ブラジル)
サンタカタリーナは大西洋岸のブラジルでも有名なリゾート。ここに建つポンタ・ドス・ガンショスのプライベートアイランドで贅沢なディナーだけじゃ物足りないと言うならば、松明の灯火が照らし出すロマンティックな雰囲気の中、専用ミニプール&専用ワインセラーが完備されたデラックス・バンガローをセレクト。ボトルを空けた後のふたりだけの時間は、テラスに置かれたジャグジーだけが知ること。
CASA DEL HORNO(パナマ)
白い砂浜と温暖な内海がトレードマークのパナマシティ。ここに位置するホテルの専属ソムリエによって行われるインルーム(客室内)ワインテイスティングを終えたら、観光は同じくホテル専属のドライバーにすべてお任せ。愛しいパートナーの手を握りながら、旧市街地や都市遺跡を巡りタイムスリップ。近代的なビルが建ち並ぶ姿とのギャップは、ふたりのさまざまな愛の形と似ているかも。