旅の扉

  • 【連載コラム】coffee x
  • 2015年1月9日更新
アムステルダムカフェより
カフェエッセイスト:安齋 千尋

Coffee x ヨーロッパ電車の旅. 冬

Gelukkig nieuwjaar, De Beste wensen voor 2015!
アムステルダムは街中が花火と爆竹の音でいっぱいになる年越しです。
そして元旦。
私はお正月は日本がいちばん美しいと思っています。
京都の旅館で働いていたとき、師走の市場と板前さんの睡眠不足、玄関の餅花、元旦きちんと手をついて、おめでとうございます、と家長さんから順にお屠蘇を差し上げること。おめでとうさんの鯛でございますからつづく美しい器に盛られたお祝いのおせち料理。
でも、happy new year! と3回キスしてもらえる大きな声と笑顔の絶えないアムステルダムも大好きで、私はここから2015年love & smileでお多福なカフェブログを書くことにします。

Happy度満点の写真は一番人気のワッフル屋さん、アムステルダムから電車で3時間Liègeというベルギーの街に冬旅をしてきました。

Amsterdam Amstel Station

Utrecht

Maastricht

Liège-Guillemins / Liège-Palais

私はコーヒーを持って電車に乗る旅が大好きです。
ヨーロッパの鉄道は特に冬は雪が降ったりして時間も思うようにいかないけど、その待ち時間さえちょっと楽しい. 
Starbucksのクリスマスの赤いカップ♪
Take AwayについてはStarbucksはやっぱりいちばんだと思うなぁ世界中どこにいっても同じ温かいお店、サイレンのロゴ。コーヒー片手に電車に乗って、目的地に着いたら最初にカフェにはいってブランチをするんだーと心弾ませながら窓の外を見る最高のウキウキ度。新聞を読むつもりでもっているのにぼーっと人や外を眺めているうちに隣の国にいました。

さて、Liègeにきたらワッフル♡
いちばん人気のこのお店に来たのでした。かわいい♡
パンを焼くいい香りと湯気で少し温かい店内。
赤いギンガムチェックのエプロンとピンクと赤いリボン。
とっても忙しいはずなのに、ひとつひとつ包装してくれながらちょっとつまみ食いもさせてくれるおばちゃん。そしてかわいい笑顔と何を聞いても美味しそうなフランス語!
ついついお店のかわいさとワッフル美味しいの感想を伝えて、写真をお願いしたところパティシエの旦那さんが登場したのでした。
「All of these sweets has been made my husband ♡」
って腕を組んでくれました。いいないいな♡
Liège料理はとても甘くて、dinnerに頼んだウサギの煮込みに使われていたソースもレーズン、リンゴ、洋梨のペーストが入っているということでとてもとてもとても甘く、またワインと一緒に出してくれたBoudin Noir baux raisin( 豚の血のソーセージとレーズン)という日本語で書くと世にも恐ろしい魔女の創作料理のような肴もまた甘くて逃げようがないのですが、お腹もいっぱいでウサギさんとお酒ですっかり幸せなまま宿にかえりました。

宿泊したB&Bにて。
屋根裏部屋を改造したおしゃれな空間で、ふかふかダブルベッドを一人占領の夜は最高で、ipadのスピーカーから静かに流れる音楽も、間接照明も、モロッカンタイルのシャワー室も読みかけの本も素敵な旅時間。
ここでもまたオーナーはとても穏やかな優しい人たちでした。(おそらく、直接聞かなかったけど男同士のカップルなのかな)
ブレックファーストに大きな温かいオムレツを焼いてくれました。私だけのために、テーブルがセットされ、bioなジャムと食事パン、チーズ、フランスのスーパーでは良く見かける甘い栗のペーストがはいったヨーグルトが並び、宿のこと趣味のことをはなしながら、ふわふわの白いネコが窓で寝てるのを横目にとっておきの朝のコーヒー時間。

夕方まで街で有名な階段を上がり、誘惑にまけて買ってしまった大きなパンを鞄にいれ帰りの電車でアムステルダムまでまた3時間くらい。
鞄を開ける度にパンのいい香りがする!帰りの方がコーヒーが冷たくなるのが早いような気がするし、外も暗いから本を読みながら帰った番外編のベルギーカフェブログ♡





>Liègeいちばん人気のワッフル屋さん
Une Gaufrette Saperlipopette
Address
Rue des Mineur 7
4000 Liège, Belgium

>優しいオーナーのB&B
Villa Thibault
Address: Rue Hullos 5, 4000 Liège, Belgium
Phone:+32 4 224 13 11

カフェエッセイスト:安齋 千尋
Amsterdamに住んでいます。外国で暮らすため、京都で仲居をしながら学んだ日本、Londonでの宝物の出会いがありヨーロッパにきて5年が経ちました。世界中どこにいてもいいカフェに出会うことがとても楽しみです。入った瞬間の香り、音、新聞、いつものバリスタと目が合うこと、私の日々の幸せな瞬間はカフェにあります。
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