旅の扉

  • 【連載コラム】トラベルエディターの旅コラム
  • 2014年10月23日更新
世界で一番好きな場所
Editor:スミタナオコ

モーリシャスのラグジュアリーリゾートは、ディナーも別格!

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たいていのモーリシャスのリゾートでは、ゲストはほぼ大半の時間をリゾート内で過ごします。東海岸のリゾートから首都のポートルイスまではクルマで1時間ちょっと。エクスカーションで島内ツアーやビーチツアーに遊びにいくことがあっても、基本的に3食をリゾートの中で食べることになるため、リゾートのレストランはとても重要です。
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コンスタンス・ル・プリンス・モーリスには、オールデイダイニングの「ラアーシペル」、アジアンバー、ビーチに面したランチ用のレストラン「ル・ビーチデッキ」、夜のみオープンの「ル・バラショア」など、多彩なレストランがあります。どれも料理のレベルは相当なもの。また、アーシペル・レストランには175㎡のワインセラーが隣接しており、ここには15,000本ものワインが眠っています。セラー内にはテイスティングルームもあり、ここでソムリエのプライベートレッスンを受ける、という贅沢な楽しみ方も。
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ディナーならば、一度は「ル・バラショア」へ行くことをおすすめします。
このレストランは、まず辿り着くまでがドラマティック。
案内板に沿って、水上に続く桟橋を進むと、あたりの海水がクリアブルーから徐々に深いグリーンに変わることに気づくでしょう。周囲はマングローブが生い茂り、ジャングルに迷い込んでしまったかのようです。
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桟橋を歩いていくと、最初に現れるのは、フライフィッシングバー。夕暮れ時、吹き抜ける風がだいぶ涼しくなってきたとはいえ、熱帯の濃密な空気に少し息もあがったころ。ディナーの前にまずは、シャンパンでクールダウンといきましょうか。
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バーでサンセットを楽しんだあとは、完全に暗くなってしまうまえに、さらに奧にある隠れ家、「ル・バラショア」へ移動しましょう。そこはラグーンに浮かぶ水上レストラン。BGMは、木々の擦れあう音と、波音だけ。暮れゆく景色の変化を感じながら、フレンチ、イタリアン、モーリシャンなどをミックスした珠玉の創作料理を味わう、まさに至福のとき。
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のんびりとディナーを食べ終えたあと、月夜に照らされた桟橋を歩きロビーに戻ると、さらに美しい光景が広がります。

それは、昼間とは全く別の雰囲気を持つロビーエリア。光と影が織り成す美しい景色にうっとり。
部屋に戻ると、ターンダウンされた客室にはおやすみのメッセージ。満たされた心で深い眠りに落ちていきます。

コンスタンス・ル・プリンス・モーリスウェブサイトはこちら
Editor:スミタナオコ
大学在学中から海外を旅し、そのまま旅行ガイドブックの編集を仕事に。その後、ライフスタイル紙のライター、編集を経て、現在はウェブサイトのコンテンツ制作などに携わる。趣味はダイビング、ハイキング、キャンプ、ビール造りなど。今年はカヌーを始めたい!
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