旅の扉

  • 【連載コラム】トラベルエディターの旅コラム
  • 2014年4月18日更新
世界で一番好きな場所
Editor:スミタナオコ

3時間で廻るニューヨークの絶景ポイント

ショッピングに美術館・博物館巡り、ミュージカルなどのエンターテインメントにグルメ・・・。楽しみがありすぎるニューヨーク。何から手を付けて良いか迷ってしまいます。
はじめてのニューヨークなら、王道中の王道ですが、まずは、エンパイアステートビルに上ってみましょう。

我々が通常「ニューヨーク」と呼んでいる、マンハッタン島は、南北に24㎞、東西はわずか4㎞。地上320mの展望台から街を見下ろすと、東を流れるイーストリバーと西のハドソンリバーの間に浮かぶ、予想外に小さな島だということが分かります。

ぐるりと見渡せるこのエリアに、ウォール街として知られる金融街から、最先端のアートやファッションが集うチェルシー、チャイナタウンやリトルイタリーや、ブランドストリートとして知られる5番街、いわゆるブロードウェイミュージカルが上映されるタイムズスクエア、セレブが住む高級住宅街や、アフリカ系アメリカ人の住むハーレムなどの全くカラーの違う街があり、ヨーロッパ系、中南米系、アフリカン系、アジア系などの多様な人種が暮らしています。当然、宗教も習慣も多種多様。全く違う思想や価値観をもつ人々が生きるこの街では、「空気を読む」とか「阿吽の呼吸」などが通用するはずもありません。自分の意志を明確にし、それをきちんと主張した上で、他人を尊重する。それがこの街での大人の振る舞い方。そんなことを、ここからの眺めは教えてくれる気がします。

エンパイアステートビルはニューヨークの観光の目玉だけあって、入場に行列することも。事前にウェブからチケットを購入しておけば、当日、入り口にある券売機でチケットを受け取ることができて便利です。

エンパイアステートビルの展望台は深夜2時までオープンしていますが(最終のエレベーターは1時15分)、夜景ならば、エンパイアステートビルの北にある、ロックフェラービルの展望台「トップオブロック」もおすすめ。というのは、トップオブザロックからは、エンパイアステートビルが眺められるから。ライトアップされたエンパイアステートビルと夜景の組み合わせが見られるのは、ここならではです。

さて、上からマンハッタンを眺めたら、今度は対岸から巨大ビルが並ぶマンハッタンの景色を見てみましょう。

ベストスポットは、マンハッタンの南東にあるブルックリンブリッジパーク。地下鉄の「クラーク・ストリート」か「ハイ・ストリート」駅で降りて、8分ほどのところにある公園からは、自由の女神、マンハッタンのビル群、ブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジを見ることができます。

夏場には様々なイベントも開催される市民の憩いの場らしいですが、この日は3月上旬で-2℃。川からの風で体感温度はもっと低く感じられるので、冬場の防寒対策は万全に!

ここからマンハッタンへの帰路は、イーストリバーフェリーでのショートクルーズはいかが?ブルックリンブリッジパークのフェリー乗り場(Brooklyn Bridge Park / DUMBO)から、マンハッタンのミッドタウン(E. 34th St. / Midtown)まで間に4つの乗り場に止まりながらおよそ25分。途中で、ブルックリンブリッジの下を通過したり、なかなか楽しいクルーズです。また、月曜日から金曜日の6:49-9:49の間と16:39-19:09の間は、レキシントンアベニューの48丁目辺りまで無料のシャトルバスがあるので、それを利用すれば、ミッドタウンまでラクに帰れますよ!

タイムスケジュールなど、詳しくはイーストリバーフェリーのサイトで確認してみてください。

photo:Masashi Yoshikawa

Editor:スミタナオコ
大学在学中から海外を旅し、そのまま旅行ガイドブックの編集を仕事に。その後、ライフスタイル紙のライター、編集を経て、現在はウェブサイトのコンテンツ制作などに携わる。趣味はダイビング、ハイキング、キャンプ、ビール造りなど。今年はカヌーを始めたい!
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