【岐阜県中津川観光】④ 中津川名産の栗菓子を味わう

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中津川は栗きんとん発祥の地　©︎一茶堂

中津川といえば、「栗きんとん発祥の地」として知られています。山の幸が豊富な中津川では、昔から秋になれば山栗を収穫して食べていました。いつからか、やがて栗の実を細かく刻んで砂糖と混ぜて、丸めて食べるようになりました。これが「栗きんとん」の始まりと言われています。中津川のお土産として商品化されるようになったのは明治の中頃。現在、中津川では、栗きんとんを販売している和菓子屋が数多くあります。それぞれが工夫を凝らしているので個性があり、その香り、味、栗の風味を楽しめます。

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丁寧な職人技で作られる栗きんとん

付知峡の後に訪れたのが和菓子処「一茶堂」です。
昔ながらの製法で和菓子はすべて手造りのため少量生産。
職人による厳選された素材を使用し、保存料などは一切使っていません。

秋の代表的な和菓子、栗きんとん作りは朝5時から栗を蒸し器にかけ、蒸し上げたら栗を半分に割って中身を取り出し、手作業で鬼皮と渋皮を取り除いていきます。

一茶堂の栗きんとんは、小さな釜でさらに短時間で炊き上げることにより、栗のつぶつぶ感を残して、栗本来の風味を最大限に引き出しています。

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栗きんとんを使った季節感のあるオリジナルな品々も

栗きんとんは通年食べられますが、栗きんとんを使った季節に応じた和菓子もあります。11月中旬から3月にかけては、練り切り餡の中に、栗きんとんを包み込んだ「雪うさぎ」や、10月下旬から5月にかけて、厳選された市田柿で栗きんとんを包み込んだ「柿の宴」、4月中旬から9月にかけては、栗きんとんを本葛と寒天で包んだ「水饅頭」などがあります。

和菓子処「一茶堂」
岐阜県中津川市付知町10201-1
0573-82-4389
午前8時30分〜午後6時30分
月曜日定休（連休・祝日は営業）
https://issado.jp

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賞味期限3分で話題のモンブラン

「栗が好き。」な三代目が今年4月にオープンさせた「栗Café ISSADO」

和菓子処「一茶堂」の隣に、一茶堂の若き三代目の田口温基（たぐち まさき）さんがプロデュースした「栗Café ISSADO」が2022年4月21日にオープンしました。

「栗が好き」をコンセプトに、若い人たちにもっと栗の魅力を知ってもらうために、土台が一茶堂の栗きんとんケーキを使用している賞味期限3分で話題の「栗きんとんモンブラン」（ドリンク付き1,800円税込）や、栗きんとんを使ったソフトクリーム（550円税込）、モンブランソフト（850円税込）、栗粉をかけた栗粉ソフト（950円税込）など、栗本来の風味を活かしたスイーツを提供しています。ちなみにモンブランは、栗きんとん、鳴門金時、抹茶の３種類があります。

「栗Café ISSADO」では、杉やヒノキでできているオープンテラスで食べることができます。また、犬連れにも嬉しいドッグランが併設されています。ちなみに温基さんはチワワを飼っているそうです。

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行く前にはInstagramや公式サイトでチェック！

「栗Café ISSADO」の限定商品のモンブランはとても人気なので待つことが多く、午後になると売り切れている場合もありますので、インスタグラムをチェックしてからお出かけすることをオススメします。

また、「栗Café ISSADO」と和菓子処「一茶堂」は営業日や営業時間が異なるのでご注意を。

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3代目の栗への情熱が伝わる「栗が好き。」の文字

「栗Café ISSADO」
岐阜県中津川市付知町10201-1
午前10時〜午後5時（ラストオーダーは午後4時30分）
月曜日・火曜日定休
営業期間：4月中旬〜11月末　※2022年の営業は11月13日まで

公式サイト：https://kuricafe.issado.jp
Instagram：https://www.instagram.com/kuricafe.nakatsugawa/

取材協力：岐阜県 商工労働部 観光国際局 観光誘客推進課
https://www.kankou-gifu.jp

石垣マニアも唸る苗木城跡へ続く…