旅の扉

  • 【連載コラム】旅行が大好きやか!
  • 2019年12月6日更新
亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科:小倉ゼミ生

「五感で和を感じるご縁の国、島根県出雲市」〜音が鳴る浜、琴ヶ浜〜

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琴ケ浜の鳴き砂
みなさん、鳴き砂というものはご存知でしょうか?
鳴き砂というのは、砂の上を歩くとキュッキュッとなる珍しい砂のことです。今回の島根の旅ではそんな不思議な砂浜の琴ケ浜に行ってきました!

琴ケ浜は、JR馬路駅より徒歩5分、出雲駅から車で約1時間かかります。今回私達は出雲駅からレンタカーを借りたので車で行きました。駐車場を見つけるのが少し難しかったです。

琴ヶ浜は、仁摩町馬路の海岸に約1.6kmにわたって続く砂浜で、「日本の音風景・百選」と「日本の渚・百選」に選ばれており、夏は海水浴場として多くの人が訪れるそうです。私達は9月の中旬に訪れたのですが、平日だったからでしょうか、誰もいませんでした!
琴ヶ浜到着!zoom
琴ヶ浜到着!
琴ケ浜に到着すると、まず綺麗な海が目に飛び込んできました!元々海が好きだったので綺麗な砂浜と海に気分がとても上がり、すぐに海に向かって走り出してしまいました!

琴ヶ浜の海はとても綺麗な海で、泳ぎたくなりましたが、琴ヶ浜の魅力はなんといっても、やはり見どころは鳴き砂です!早速砂を鳴らしてみようと海水で濡れた砂のところを歩いたのですが、鳴き砂は乾いた砂でないと音はならないことがわかりました。
鳴らしてみた!zoom
鳴らしてみた!
気を取り直して乾いたところまで行って砂の上を歩いてみました。普通に歩くだけでは鳴らないようで、足を砂にこすりつけるように歩くとキュッキュッと鳴らすことができました!(ちょっと感激!)

キュッキュッとなる砂の音はとてもいい音なのと、歩くと音がなるという不思議な現象が面白くて、まるで子供のようにたくさん歩き回ってしまいました。

私達は琴ヶ浜の端の方から入ったからなのかもしれませんが、周辺にはお店や足を洗う場所がありませんでした。琴ヶ浜で遊ぶ時には入る場所に気をつけた方がいいかもしれません…。
琴ヶ浜についてzoom
琴ヶ浜について
ここで、なぜ砂が鳴るのかについて説明したいと思います。
鳴き砂の主成分は石英でできていて、石英の砂粒は、きれいな水や空気の中で充分洗われると表面の摩擦係数が極端に大きくなります。そのため外部より急激な力を加えると音を発するのです。鳴き砂は砂の表面が綺麗な状態であり、不純物やゴミが少ないことが必要なので、鳴き砂であるには多くの条件が必要であり、鳴き砂は希少なのです!

また、琴ヶ浜の鳴き砂には「琴姫伝説」というものがあります。こちらも知っておくとより琴ヶ浜を楽しめると思います!
琴ヶ浜を楽しんだ後はピザをzoom
琴ヶ浜を楽しんだ後はピザを
琴ヶ浜で楽しんだ後、私たちは琴ヶ浜から車で約10分の「廻屋」というカフェに行きました。そこではコーヒーやスムージー、ピザなどがあります。また、ちょっと変わった雑貨も置いてありました。

私たちはそこでピザやスムージーなどをいただきました。店内は落ち着いた雰囲気でとてもリラックスでき、ピザも美味しく、とても素敵なカフェでした。

島根県に行く前までは島根には何があるのかわからない状態だったのですが、今回のゼミ合宿でたくさんの素敵な場所を知ることができました。琴ヶ浜と廻屋は島根の素敵な場所の1つです!島根に訪れた際はぜひ寄ってみてはいかがでしょうか?

小倉通孝ゼミ二期生 Emi
亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科:小倉ゼミ生
亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科 小倉通孝ゼミ生による旅のコラム。ゼミの授業を通して訪れた国内外の観光地をフレッシュな学生の視点でレポートします。

亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科
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