旅の扉

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  • 2019年8月13日更新
リスヴェル旅コラム
Editor:リスヴェル編集部

ザ・ペニンシュラバンコクに滞在する旅 〜ホテルのクッキングクラスでタイの食文化も楽しく学ぶ〜

先生はティプタラ副料理長のノックさん(Sous Chef, Kanokwan J.)zoom
先生はティプタラ副料理長のノックさん(Sous Chef, Kanokwan J.)
本場タイで伝統的なタイ料理を味わい、ますますその美味しさに魅了されたところで、自分でもタイ料理にチャレンジしたい、という思いに駆られました。

複雑な味わいのタイ料理を作ろうという発想がそもそもなかったのですが、本場のタイ料理を食べて、その食文化や調理法に興味が湧き、ティプタラ(THIPTARA)の熟練料理人が教えてくれる「タイ料理クッキングクラス」に参加してみることにしました。

ザ・ペニンシュラ ホテルズには、一般的な観光とは異なり、各都市の歴史、文化、ライフスタイルなどを独自の視点で取り上げ、洗練されたスタイルで体験できる様々なプログラム「ザ・ペニンシュラアカデミー」が用意されています。子供から大人まで年齢を問わずその土地の文化体験ができるのですが、「タイ料理クッキングクラス」もそのひとつ。
左上:タマリン、右下:ピーバタフラの生花、左下:トゥクトゥクzoom
左上:タマリン、右下:ピーバタフラの生花、左下:トゥクトゥク
午前9時半にロビーに集合すると、ティプタラの副料理長であるノックさんが素敵な笑顔で迎えてくれました。優しい感じの先生でほっとしていると、ペニンシュラのトゥクトゥクがやってきました。そうそう、タイに来たのだから一度はトゥクトゥクにだって乗りたいなぁと思っていたところ。THE PENINSULAと明記されたラグジュアリー感のあるピカピカなトゥクトゥクに乗り込み、いざタイの台所の市場へ出発します。この豪華なトゥクトゥクはなんと、無料Wi-Fiサービスも完備されているとか!

ホテルからトゥクトゥクで5分ほど走ったところのローカルマーケットに到着。
華僑の人々が作った歴史ある市場だそうです。この市場には見慣れない果物や野菜がたくさん並んでいます。ノックシェフがタマリンやピーバタフライなど、タイの人々の生活に欠かせない食材について教えてくれます。
上:ホテルのハーブガーデン、下:ティプタラzoom
上:ホテルのハーブガーデン、下:ティプタラ
てっきり市場で食材を調達するのかと思っていたら、ザ・ペニンシュラ バンコクで使用する食材は、厳選した農家直送で仕入れているとのこと。また、ハーブはホテル内のオーガニックハーブガーデンで育てていると案内してくれました。地元の市場を見学してタイ料理の食材を学んだら、次は料理体験&試食の時間です。
タイ料理に欠かせないすり鉢で様々なスパイスをすり潰してソースを作りますzoom
タイ料理に欠かせないすり鉢で様々なスパイスをすり潰してソースを作ります
ティプタラの2階部分にあるタイラウンジ「サラ」へ案内され、用意されていたペニンシュラのエプロンを着用。
今日作るタイ料理は4品。ティプタラと同様に伝統的なタイ料理のレシピです。

ノックシェフは、タイ料理ではそれぞれの料理、または1回の食事の中で甘味、酸味、塩味、辛味、苦味の5つの味のバランスが取れていることが大切と、料理の作り方だけではなく、タイ料理に欠かせない食材や調理器具、料理法についても、また、ノックシェフのお母さんの料理はティプタラの5倍以上の唐辛子をいれるなど、日常の話も色々と聞かせてくれました。
上:パパイヤサラダとトムヤムクンスープ、下:ビーフサーロインのグリルとマンゴー&ライスzoom
上:パパイヤサラダとトムヤムクンスープ、下:ビーフサーロインのグリルとマンゴー&ライス
完成した4品。
前菜はトマト、カシューナッツ入りのグリーンパパイヤサラダ。
スープは、レモングラスが効いた辛くて酸っぱい海老入りのトムヤムクンスープ。
メインは、ビーフサーロインのグリル、ケールと唐辛子とライムのディップ添え。
デザートは、新鮮なマンゴーとココナッツの香りがする餅米を使ったマンゴーと餅米のココナッツソース。

一品ずつ作り方を教えてもらいながら、見様見真似で作って、一品完成したら試食をすることを繰り返します。
作り方やレシピが知りたい方は是非、ザ・ペニンシュラバンコクに滞在してこのタイ料理クッキングクラスに参加してみてください!
クッキングブック、エプロン、記念写真、トムヤンクンスープ用のドライハーブなどのお土産付きzoom
クッキングブック、エプロン、記念写真、トムヤンクンスープ用のドライハーブなどのお土産付き
複雑な味わいのタイ料理は家で作ることはできないと思い込んでいましたが、塩、砂糖、生姜、胡椒、チリパウダー、ココナッツパウダー、レモングラス、ライム、にんにく、コリアンダーなど身近に手に入る食材でも充分に作ることができることを学びました。
そして何より、捨てていたコリアンダーの根が実は大切なハーブなんだということも!ノック先生、とても楽しいタイ料理教室のひとときを一緒に過ごしていただきありがとうございました。美味しいタイ料理を食べに行きたいという気持ちの他に、ノックシェフにまたお会いしたいという気持ちも芽生えてしまいました!

問い合わせ先:

タイ料理クッキングクラス
地元の生鮮市場見学付き 2名様17,000タイバーツ (所要時間4時間)
地元の生鮮市場見学なし 2名様12,000タイバーツ (所要時間3時間)

※ 1営業日前までに予約が必要
※ 16歳以上、2名様以上での参加

ザ・ペニンシュラバンコク(The Peninsula Bangkok)
333 Charoennakorn Road, Klongsan, Bangkok 10600, Thailand
TEL +66 (2) 020 2888
ペニンシュラホテルズ・リザベーションセンター
0120-348-288(フリーダイヤル/日本語対応)
https://www.peninsula.com/ja/bangkok/
Editor:リスヴェル編集部
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