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- 午後から夕暮れ時に、タイの王宮寺院「ワット・ポー」と暁の寺「ワット・アルン」を巡る
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- 2019年7月7日更新
- リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部
午後から夕暮れ時に、タイの王宮寺院「ワット・ポー」と暁の寺「ワット・アルン」を巡る
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- 暁の寺と呼ばれる「ワット・アルン」ですが、日没の時もキレイ
- タイ、バンコクには沢山の寺院がありますが、初めてバンコクを訪れるならば、大きな寝釈迦仏とタイ式マッサージの総本山として知られている王宮寺院「ワット・ポー」と、暁の寺と称される「ワット・アルン」は外せません。
日中はまだ暑いので、少しゆっくりと時間をかけて、先ずワット・アルンの境内の中を見学し、渡し船でチャオプラヤー川の対岸にあるワット・ポーを訪れてゆっくりと時間をかけて境内の中を見学し、夕暮れ時からは川沿いのレストランでタイ料理を楽しみながら、ワット・ポーの背後に沈むサンセットを観賞したいと思います。
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- 青空を抜けるように聳える仏塔
- ワット・アルンはチャオプラヤー川の畔に建つ寺院(アルンとは「暁」という意味)。この寺院で最も特徴的なトウモロコシのような形をした大仏塔はバンコク様式で、その高さは75mもあります。白い色がとても鮮やかな仏塔です。
アユタヤ時代に創建されたといわれていますが、当時はワット・マコークという呼び名の小さな寺院で、1779年にトンブリー王朝時代のタークシン王の命を受け、戦利品として持ち帰ったエメラルド仏を寺院内に安置しました。
チャクリー王朝時代にはワット・プラケーオが第一級王室寺院となりエメラルド仏も移されました。その後、ラーマ2世により1820年に暁神アルーナから現在の名称になりました。本堂の台座の中には、ラーマ2世の遺骨が納められています。
Wat Arun (Temple of the Dawn)
34Arun Amarin Rd.
午前8時〜午後6時
入場料金は50バーツ
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- 本堂の煌びやかなお釈迦様への祈りの時
- ワット・ポーは、西暦1788年、ラーマ1世によって建てられたバンコク最古の寺院。見どころは、大寝釈迦仏、本堂、ラーマ1世から4世までの歴代4人の国王を表す仏塔、回廊に並ぶ仏像などが有名ですが、壁や柱、細部にまで至る装飾も見逃せません。
礼拝堂へは靴を脱いで入ります。地元タイの人も観光客も一緒になって、礼拝堂の中で座ってお祈りをします。金箔で覆われた座釈迦像を前に、荘厳な雰囲気が漂います。
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- 迫力満点の寝釈迦仏
- ワット・ポーの礼拝堂には、巨大な寝釈迦仏が安置されています。全長46m、高さ15mという大きさに圧巻。その大きさだけでなく、見逃せないのが寝釈迦仏の足の裏です。足の裏には、仏教の世界観を表現した108面の美しい螺鈿細工(らでんざいく:貝殻を研磨して模様にはめ込む装飾方法)によって描かれています。
また、ラーマ3世によって医学の府とされたワット・ポーは、東洋医学に基づくタイマッサージの総本山。寺院内でタイ古式マッサージを受けることもできます。
タイ古式マッサージ
午前8時〜午後5時
タイ式マッサージ30分:260バーツ
https://www.watpomassage.com/EN/
Wat Pho
2 Sanam Chai Rd.
午前8時〜午後6時30分(寝釈迦仏は午前8時30分〜午後4時)
入場料は100バーツ
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- タイ料理は最高に美味しい!
- ワット・アルンとワット・ポーを訪れた後、すっかり辺りも夕暮れ時。
ワット・ポーから徒歩5分程のチャオプラヤー川の畔のタイ料理レストラン「Chom Arun」へ向かいました。2018年の夏にオープンした新しいレストランです。
3階のルーフトップで食事をしながら、チャオプラヤー川を挟んだ向こう岸に聳えるワット・アルンとサンセットを楽しみます。
今日のディナーは次の通り。写真右より時計回り
エビとウォーターミモザとビーフンの炒めもの
揚げゆで卵のタマリンドソースがけ(Kai Luk Koey)
タイ風海老のすり身揚げ(Tod Mun Goong)
揚げたバス(魚)とパパイヤサラダ
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- ライトアップされた「ワット・アルン」に乾杯
- 刻一刻と空の色が薄紫色に、オレンジ色に変わります。
水面に映る夕陽の色も変わります。
旅先で過ぎてゆく、ゆったりとした時間がとても心地良いのです。
いつの間にか、辺りが暗くなり、ワット・アルンが光輝いていました。
そして、タイ、バンコクの旅行の一日が過ぎていきました。
Chom Arun
住所:392/53, Maha Rat Rd., Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon
電話:66-95-446-4199
営業:正午12時〜午後9時
Facebook:https://www.facebook.com/chomarun/