旅の扉

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  • 2019年7月4日更新
リスヴェル旅コラム
Editor:リスヴェル編集部

ザ・ペニンシュラバンコクに滞在する旅 〜 チャオプラヤー川を望む優雅なリゾート滞在が叶う旅へ 〜

チャオプラヤー川の対岸はバンコク市街zoom
チャオプラヤー川の対岸はバンコク市街
チャオプラヤー河畔に建ち、バンコク市街が見渡せる全室リバービューの眺めが素晴らしい「ザ・ペニンシュラバンコク」に滞在してきました。今回はタイへ行くというよりも、ザ・ペニンシュラバンコクの滞在を満喫することが目的の旅。羽田を深夜に発ち、スワンナプーム国際空港に到着したのは早朝、午前5時30分。入国審査や荷物のピックアップで1時間程時間を要しました。タクシーでホテルまでの約30分の道程は、ザ・ペニンシュラバンコクでの優雅な一日の過ごし方を想像しながら、眠気に誘われていきました。
ペニンシュラのアイコン的存在、ページのスタッフがタイの伝統的な挨拶で迎えてくれますzoom
ペニンシュラのアイコン的存在、ページのスタッフがタイの伝統的な挨拶で迎えてくれます
開発が進むバンコクは新しいビルや道路、モノレールなど、あちらこちらで工事が進んでいます。ザ・ペニンシュラバンコク付近もモノレールの工事が着工していて騒音が激しいですが、ホテルの敷地に入ると空気を含むすべてが一変。菩提樹のトンネルを抜けると緑の香りが漂い、鳥のさえずりまで聞こえてくるのですからこれまでの喧噪が嘘のようです。正面玄関に到着すると、ページのスタッフがタイの伝統的な挨拶「ワイ」で迎えてくれました。タイにいると感じる最初の瞬間です。
ザ・ペニンシュラバンコクのデラックススイートzoom
ザ・ペニンシュラバンコクのデラックススイート
午前7時頃にホテルへ到着。チェックインまでの時間をどう過ごそうかと思っていたら、お部屋の準備ができていると客室まで案内していただきました(感激)!深夜便の移動で足腰がくたくたでしたが、シャワーを浴びて少しだけ仮眠を取ることができてすっかり元気に。まだ客室の準備ができていない場合は、早朝便で到着するゲストにホスピタリティルームを用意してくれるので、チェックイン時刻までシャワーを浴びたり仮眠したり、ゆっくり過ごすことができるので疲れて到着しても安心です。

今回滞在したのは「デラックススイート」。天井から床までの大きな窓があり、チャオプラヤー川とバンコク市街が一望できます。4人掛けのダイニングテーブル、ソファセットにテレビ、仕事もできるデスク、寝室、バスルームがあり、まるで自宅のように何でも揃っている環境です。ドレッシングルームの収納棚の上は広いのでスーツケースを広げることができ、姿見や洗面所にも近く、動線と使い勝手がとても良いのです。ザ・ペニンシュラ東京にもあるホテル独自開発の技術も導入されていて、温度設定から照明設定まで自分仕様に調整できるのも快適性を高めてくれる重要なポイントです。
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ザ・ペニンシュラバンコクのプールサイド
夕方は全長88mもあるプールサイドで優雅なひとときを過ごしました。タイの伝統的な東屋である12棟のサーラーがあるのですが、この中がなんとも居心地が良いのです。プールは3つの高低差に分かれていて、ザ・ペニンシュラ スパ側は水深が深く静かに過ごしたい人向け。チャオプラヤー川側は水深が浅く子供と一緒に家族で過ごしたい方向け。

サーラーは静かなエリアにあります。サラダやフィッシュ&チップス、バーガーなどの軽食をいただけますが、デザートやカクテルなども充実しています。くり抜いたココナッツに、ココナッツアイスクリームが入っているこのデザートが美味しいと評判だったので、現在のメニューになかったのですが特別に作っていただきました。本当に美味しかった〜。心地よい風を感じながら鮮やかなブーゲンビリアの花を眺めていると、夢の世界にいるかのようです。だって、たった10時間前は東京にいたのですから。
夕方にホテル内を散歩してみると南国特有の植物がとても多く、鳥のさえずりも聞こえて、まるで森の中にいるようです。レストランで使う無農薬のハーブガーデンまであります。レストランといえば、伝統的なタイ料理が味わえる「ティプタラ」と、本格的な広東料理が人気の「メイジャン」も食べないでは帰れません!こちらの美食レポは次回ご紹介します。
到着日にザ・ペニンシュラ スパへ行って予約zoom
到着日にザ・ペニンシュラ スパへ行って予約
そして、豪華な空間で熟練セラピストによるタイマッサージの施術を受けることもザ・ペニンシュラバンコクの滞在を満喫するのに欠かせません。到着日にザ・ペニンシュラ スパへ行って予約をしました。その時、シグネチャーメニューに脳を休め深い眠りが得られるというエッセンシャル・マインドという施術の存在を知り、2日目の夜にエッセンシャル・マインド、3日目の夜にタイマッサージを予約するという究極なスパ三昧を楽しむことに。こちらも別立てで体験したスパをご紹介します!

都会の中にありながら、喧噪を離れ、優雅な時間を過ごせるザ・ペニンシュラバンコク。バンコク市内でアクティブに過ごす時間と、ザ・ペニンシュラバンコクで過ごす優雅な時間のコンビネーションは、タイの滞在をより素晴らしいものにしてくれます。そう、豪華さだけでない、ザ・ペニンシュラバンコクに滞在する意味がちゃんとあるのです。

問い合わせ先:

ザ・ペニンシュラバンコク(The Peninsula Bangkok)
333 Charoennakorn Road, Klongsan, Bangkok 10600, Thailand
TEL +66 (2) 020 2888
ペニンシュラホテルズ・リザベーションセンター
0120-348-288(フリーダイヤル/日本語対応)
https://www.peninsula.com/ja/bangkok/
Editor:リスヴェル編集部
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