心おどるホリデーシーズン、これからは地方や海外から、里帰りや観光などで東京にやってくる人も多くなるでしょう。そういった人たちが、効率よく東京を楽しむためにはホテル選びも大事です。駅から近いことはもちろん、「東京にキターーー!」とテンションが上がるところがいいですね。2018年10月にオープンしたばかりのホテル、「プルマン東京田町」は、JR田町駅に直結。ステーションホテルの便利さを持ちつつも、和テイスト漂う スタイリッシュな空間。というのもここは、アコーホテルズという、フランス・パリを拠点に全世界で4100軒を超えるホテル、リゾート、レジデンスを展開する世界有数のグローバルホテルチェーンが手がけているからなのです。
中でも「Pullman(プルマン)」は、アコーホテルズの中でもラグジュアリーで、ビジネスにもレジャーにも対応したアップスケールブランド。現在は世界33カ国で117施設を展開しており、日本へは今回が初進出となります。
まず最初にジャンクションと呼ばれるホテルロビーへ。モダンで広々とした空間の中、歌舞伎をモチーフにした装飾が斬新です。ミーティングスペースも広く、打ち合わせや待ち合わせ、また一人で読書などにも使えそうです。
ジャンクションからは、オールデイダイニングの「KASA」へ。シーズンごとに変わるメニューはすべて「プルマン東京田町」で開発されたオリジナル。料理のカテゴリーは地中海料理ですが、日本の食材を使い、アジアのメソッドも取り入れてと言った多国籍風。何をどう調理するのか、オープンキッチンで、料理をしてくれるシェフの手さばきも見ておきたいところです。ここでは、コールド・ストーンで仕上げるアイスクリームもあります。また、「KASA」のコンセプトは歌舞伎の「助六」。食事をしながら、さりげなくモチーフとなっているインテリアを探してみるのも楽しいですね。
お天気のいい日は、テラス席でのアウトドアダイニングも可能です。またテイクアウトもできるバリスタカウンターでは、コーヒーやプルマン東京田町オリジナルのペストリーなども置いています。年末年始など、町のカフェやレストランがどこも混んでいて入れなかったとしても、ここでなら静かでリッチなダイニングシーンを楽しめます。
9階にあるルーフトップバー「PLATFORM 9」からは、JR田町駅が一望のもと。走り抜ける新幹線や電車を眺めながらカクテルやワイン、タパスメニューを楽しむことができます。オリジナルカクテルは桜や梅干しなど、和の食材を取り入れたユニークなもの。外国からのお客様にも受けるでしょう。ちなみに「KASA」も「PLATFORM 9」も、宿泊客でなくとも利用できます。一人静かにくつろぎたい時、覚えておくといいかもしれません。
宿泊については、ゲストルームはスイートを含め143室。どの部屋も29m2以上のスペースがあるので、スーツケースを広げる空間もたっぷり。特注のベッドが快眠を誘ってくれるでしょう。
田町は羽田空港や東京タワー、銀座にも近く、またお台場へのアクセスもいい場所です。
隣駅の品川ほどホテルも多くないので、年末年始など、たくさんの人が行き交う時期にはここを拠点にすると、東京での移動がスムーズかもしれません。そんな「穴場」な場所のスタイリッシュホテル、泊まる人もそうでない人にとっても、利用する価値があるでしょう。
プルマン東京田町
〒108-8566
東京都港区芝浦3-1-21
03-6400-5855
https://www.accorhotels.com/ja/
03-6400-5855