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- まるでパイナップルジュース!高知が誇る名酒亀泉酒造のフルーティーな香りを満喫
旅の扉
- 【連載コラム】旅行が大好きやか!
- 2018年11月12日更新
亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科:小倉ゼミ生
まるでパイナップルジュース!高知が誇る名酒亀泉酒造のフルーティーな香りを満喫
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高知の老舗酒造の日本酒、亀泉をご存知でしょうか?
まるでリンゴジュースやパイナップルジュースと評されるほどの酸味と甘みが特徴で、日本中に多くのファンを抱えている人気の銘柄です。
事前予約をしていけば蔵見学や飲み比べもできる、日本酒好きにはたまらない酒造を訪問してきました。
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- 清流・仁淀川のほとりに位置する老舗酒造
高知の観光地としても有名な仁淀川。
一度見たら衝撃を受けるほどの青さ、透明感を持った水流は、四万十川、吉野川と並び、四国三大河川としても知られています。
亀泉酒造は、その仁淀川からほど近く支流沿いに突如現れます。
最初に目に入る、白壁に大きく書かれた「亀泉」の文字は、堂々たる存在感を放っています。
ここは鉄板の映えスポット!
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- 日本酒好きにはたまらない、14銘柄飲み比べ
私たちが酒造に着き、案内してくれたのは、西原さん。
笑顔が素敵で、写真からも優しさが伝わってきます。
まず私たちが向かったのは、木の温かみを感じるカウンター。
日本酒が並べられると一気にバーへと変貌を遂げます。
ワイングラスに次々と注がれる日本酒。作り手である西原さん自ら語られる、酒造りに対する熱い思いと共に数多くの日本酒を味わうことができるのは、この酒造見学の魅力です。ここでしか体験することのできない夢のような時間でした。
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- おすすめは冬~春!酒造見学
日本酒は秋頃から仕込みが始まり、絞り終わるのが春。そこから1年熟成されて出荷されるのが一般的です。私たちが訪問したのは夏だったこともあり、貯蔵庫等を見学させていただきました。
貯蔵庫は大きな冷蔵庫のようにひんやりとしています。
たくさんの日本酒が保存されているなかで
見つけました!
韓国行き!!!
亀泉は海外でも高く評価され、愛されているのですね。
お話によると、アメリカ、イギリス、フランス、インドネシア、台湾、中国に出荷されているそうです。
亀泉のフルーティーな味わいは、ワインに近く、外国人にも飲みやすい日本酒です。
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- 味を左右する酵母の種類「A」と「CEL」
亀泉酒造はフルーティーな味わいの日本酒で有名ですが、こちらの酒造でよく使われているA系とCEL系という酵母は耳にしたことがあるでしょうか?この2種類の酵母は高知県で生み出されました。元々の主流はA系といわれる酵母を利用した銘柄で、メロンやバナナといったような、芳醇な香りのするものが多かったようです。その後、西原さんが目を引いたのがCEL系の酵母。この酵母がリンゴやパイナップルのようなフルーティーな味の秘訣です。
亀泉酒造を代表するのが「CEL24」です。
酵母の名前がそのまま商品名になっていて、斬新です。
全国に流通しており、亀泉酒造の生産量の半分以上を占めています。
初期から1度も変わらないラベルで、長年愛されている一本です。
飲みやすい味わいなので、日本酒が苦手な人や、女性にもオススメです。
ぜひ、酒蔵に行って高知県の誇る日本酒「亀泉」を堪能してください!
亀泉酒造
所在地 〒781-1142 高知県土佐市出間2123-
営業時間 8:30~12:00 13:00~17:00
休業日 土・日曜日、祝日、夏季、年末年始
お問い合わせ電話番 088-854-0811
メールアドレス customerservice@kameizumi.co.jp
URL http://www.kameizumi.co.jp
※酒蔵見学は一週間前までの事前予約が必要です。
小倉ゼミ一期生 Natasha