旅の扉
- 【連載コラム】トラベルライターの旅コラム
- 2016年2月14日更新
- よくばりな旅人
Writer & Editor:永田さち子
夜景もごちそう! バンコク市街を一望する天空のレストラン
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- バンコクの夜景を一望できるテラス席。ロマンチックディナーならこちらの席がおすすめです。
- 豊富なビュッフェメニューをお目当てにバンコクのおしゃれ女子が集う『The Okura Prestige Bangkok(オークラ プレステージバンコク)』のレストラン『Up & Above(アップ&アバーヴ)』。
日が暮れると、前回のコラムでご紹介した昼間の開放的な雰囲気が一転。夜風が心地よいテラス席からは、美しいバンコクの夜景を望めます。ゆったりとディナータイムを過ごしたいときにぴったりのスポットです。
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- 肩の凝らないレストランですが、ディナータイムは少しおしゃれをして訪れたいもの。
- 2フロア分の吹き抜けがある店内では、都会的なアレンジを加えた目にも美しいタイ料理をいただけます。
メニューのセレクトに迷った時におすすめなのがコースディナー。アジアの料理は大皿をみんなで分け合って食べるイメージがあり、少人数だといろいろな種類を味わえないことがありますが、コースでは一皿ずつサーブされるため、前菜からデザートまで楽しめるのがポイントです。
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- タイ料理のエッセンスを凝縮したコースディナー。辛さの調整もリクエストできます。
- コースの内容は、スパイシーなシーフードサラダ、ハーブとスパイスがたっぷり効いたココナッツのスープ、カレー、デザートはとろけそうなほど甘いマンゴーとタピオカ。どの料理もフレッシュハーブがたっぷり使ってあります。
一方、自慢のアラカルト料理もあると聞き、代表的なシグネチャーメニュー3皿も味わってみました。
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- 香ばしい海老のグリル。新鮮な海老ならではの甘みと濃厚なミソ、フレッシュハーブのハーモニーが絶妙!
- 見た目も華やかな海老のグリルは火の通し方が絶妙で、プリッとした食感とともにみずみずしさが損なわれていません。身をかみしめたときに広がる、独特の甘さがたまりません。
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- シーバスのディープフライ。良く冷やした白ワインと一緒にいただきたい。
- シーバスはヒレの部分までサクサク食べられるほどカラリと揚げてあり、付け合わせのスイート&サワーソースをかけるとお箸が止まらなくなります。白ネギを散らした見えるのは、レモングラスの若い茎の輪切り。食感は採りたてのネマガリダケのようでもあり、ヤシの新芽のようでもあり。フレッシュなレモングラスの香りが口から鼻腔まで抜けていきます。
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- 定番料理のパッタイも、こんなにおしゃれに。シャキシャキとしたもやしの食感がアクセントです。
- タイ料理の定番、パッタイの盛りつけも手が込んでいます。ここにもプリップリの海老がごろんと入って、ループ状にカットしたレモングラスが添えられていました。シーフードとともに、野菜もハーブも新鮮なものが使われていることがわかります。
タイ料理らしいスパイシーさを残しつつ、とても上品で洗練された味付けは、辛い料理が苦手な人でもきっと気にいるはず。バンコク名物の屋台巡りやローカルレストランはもちろん楽しいけれど、巧みなアレンジを加えたコンテンポラリーなタイ料理もぜひ味わってみてください。
●The Okura Prestige Bangkok(オークラ プレステージバンコク)
57 Wireless Rd., Bangkok 10330 Thailand
Tel: (+66)2687 9000 Fax: (+66)2687 9001
jp.lhw.com/okuraprestigebkk
●日本国内の問い合わせ:
ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド日本支社
Tel: 0120-086230(無料通話)
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