西オーストラリア ワイルドフラワー＆星空紀行

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辺り一面の黄色の絨毯が敷かれたような、見事なお花畑！

ワイルドフラワーと呼ばれるオーストラリア大陸ならではの野生の花々が見られることで知られる西オーストラリア州。ただでさえ、他の大陸では見られないオーストラリアのワイルドフラワーですが、西オーストラリアでは、なんと、その約70％が特定の地区でしか見られない固有種のため、希少価値大！

そこでしか見られない花を見ようと、オーストラリア全土はもとより、海外からも大勢の人々が訪れます。シーズン全盛期には、辺り一面のお花畑が広がり、それはそれは美しいーーっ♪

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西オーストラリアのアウトバックで見られる素晴らしい星空

その西オーストラリアのワイルドフラワー・シーズンが始まったという情報を入手し、早速、行ってきました！ワイルドフラワーの開花状況は前冬の降雨量によって差がでるのですが、今年は雨が多かったため、例年にない好状況とのこと。ますます期待が高まります。そして、ワイルドフラワーのメッカであるアウトバック（過疎地域）でのもう一つの楽しみは、夜空に煌めく満天の星！一粒で二度おいしい旅なのです。

旅の相棒は、シドニー～ダーウィン7,000kmの時と同じく、ハイエース・ベースのキャンパーバン（キャンピングカー）。西オーストラリアの珍しくも美しいワイルドフラワーを探して、約2,700kmを旅してきました！

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世界中探してもここでしか見られない、珍しいリース・フラワー

■パースから北へ

ワイルドフラワーの開花は、日本の桜前線のように移動していきますので、南半球では、北から始まって、南へと見ごろのエリアが移っていきます。シーズンが始まったという西オーストラリアのワイルドフラワーですが、8月中旬時点では、まだパースよりも北部エリアが中心。そこで、パースを早々に出発し、北を目指しました！

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河川と古い地層が創り上げた自然の造形物が見られるカルバリ国立公園

■カルバリ国立公園でワイルドフラワー・ウォッチング

目指したのは、パースから約500kmほど北に位置する「カルバリ国立公園」。「ネイチャーズ・ウインドゥ」「Zベンド」など、河川と古い地層が創り上げた自然の造形物が見られることで人気の国立公園です。こうした雄大な自然の中で、珍しいワイルドフラワーが見られるのも西オーストラリアの旅の楽しみのひとつ。

カルバリ国立公園から東に入ったエリアは、“ワイルドフラワー街道”と呼ばれる道もあるほど、西オーストラリア州の中でもワイルドフラワーのメッカです。もちろん、そこへも足を伸ばし、ワイルドフラワーを満喫！

“ワイルドフラワー街道”では、まさにこのエリアだけに咲くという、超がつくほど珍しい「リース・フラワー」も見ることができました。下のワイルドフラワーを集めた写真の真ん中にあるように、ハート型になったものも！そして、トップに置いた写真のような辺り一面のお花畑にも、いくつも遭遇。黄色や白、ピンクの絨毯が敷き詰められたかのようなお花畑は、なんだか夢の中の世界にいるよう♪

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ピンクと黄色のワイルドフラワーが一面に咲くお花畑も！

■ワイルドフラワーの見ごろは何時？

このワイルドフラワー前線は、これからどんどん南下し、パースを超え、西オーストラリア州南部へと続いていきます。見られるお花の種類は、エリアによって異なるため、何が見たいのかがはっきりしているなら、エリアを特定しておくのが、見ごろシーズンをつかむ鍵。

全般的なお花のシーズンは、今年に限っていえば、カルバリ国立公園辺りの緯度で、だいたい8月下旬から9月上旬くらい。パース辺りで9月上旬から9月中旬頃、西オーストラリア州南部が9月中旬から9月下旬頃といった感じでしょうか。

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オーストラリアのワイルドフラワーは他の国では見られない珍しい花ばかり

とはいえ、日陰や低気温などの条件によっては、10月くらいまで見られる場所もありますので、毎年概ね、8月中旬から10月上旬くらいまでが、西オーストラリアでワイルドフラワーを楽しめるシーズンとなります。時期によって、旅先をパースの北にするか南するかを決めればOK！

植物に興味ある人やお花好きな人はもちろん、そうでなくても、珍しい花々に感動すること間違いなし！の、西オーストラリア・ワイルドフラワーの旅。昼はお花三昧、そして、夜になれば、見たことないほどたくさんの星々が煌めく、満天の星空が待っています♪

※この旅の様子は、前回のシドニー～ダーウィン縦断旅の時と同様、ライブ中継を実施しました。

▼西オーストラリア ワイルドフラワー＆星空ウォッチ2,700km！ライブ企画
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