旅の扉
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- 2015年2月13日更新
- リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部
バレンタインデー 赤いハートで燃え上がる町
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- 限定販売の恋のエッセンス入りキャンディ!? © The City Council Office of Chelmno
- バレンタインデー、日本では女性から男性への愛の告白として本命チョコレートを贈る習慣があるが、最近では欧米諸国のように、女性からだけでなく男性からも花束やケーキ、カードなどと一緒に恋人や親しい人に贈る人も徐々に増えてきている。
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- 美しいヘウムノの街 © The City Council Office of Chelmno
- そしてバレンタインデー、中世のゴシック様式が残るヴィスワ川に面したポーランド北部の街ヘウムノに、ポーランド国内だけでなく、思いを寄せる人がいる男女、愛を育むカップル、愛を再び誓い合う夫婦連れなど、世界各国から“愛”を求めて大勢の人が訪れる。そう、ヘウムノは「恋人の街」として知られている。
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- 聖母マリア被昇天教会 © The City Council Office of Chelmno
- ヘウムノで行われる愛のプログラムに大切なのが聖母マリア被昇天教会の荘厳なミサ。この教会には、聖ヴァレンティヌスの聖遺物が八角形の銀の箱に納められて教会内に安置されている。聖ヴァレンティヌスが恋人たちの守護聖人と言われる理由については諸説あるが、一般論として知られているのがローマ皇帝の命により結婚を禁じられた恋人たちの結婚式を執り行ったために捕らえられ、処刑されたとされる。処刑の日はユノの祭日であり、ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれたとされている。ヘウムノは、聖ヴァレンティヌスゆかりの地であることから、殉教の日の2月14日に町を挙げて盛大に聖ヴァレンティヌスを祝う恋人の祭典が行われる。
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- 愛のコンサート © The City Council Office of Chelmno
- 恋人の祭典の日、街の旧市街広場ではバレンタイン・フェア(午前9時〜午後8時)が行われる。ポーランドの著名なミュージシャンによるコンサート、限定販売の恋のエッセンス入りクッキーやハートのキャンディー、ハートのパンやチョコレート、グッズなどを販売する出店のほか、“愛の歌”のフェスティバル、博物館や教会でも愛にまつわる展示が行われる。また、旧市街のお店がバレンタインデーのディスプレイを競うコンペティションも行われる。
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- 広場に燃え上がるハートが出現! © The City Council Office of Chelmno
- 恋人の祭典のクライマックスは、夕暮れ時にランタンの火を使った大きな炎のハートが広場に飾られる。燃え上がる真っ赤な炎はとても幻想的で、恋人の街ヘウムノが愛に包まれる瞬間。
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- 恋人たちのベンチで語らう © The City Council Office of Chelmno
- 新緑地公園にある「恋人たちのベンチ」に座り、今日も愛の語らいをする人達が後を絶たないことだろう。そう愛こそすべて、All you need is Love, Love is all you need.
ヘウムノ“恋人の街”公式サイト(英語)
http://chelmno.pl/index_en.php
ポーランド政府観光局
http://www.poland.travel/ja/