旅の扉

  • 【連載コラム】【厳選旅情報】編集部がみつけた、旅をちょっぴり豊かにするヒント
  • 2014年12月25日更新
リスヴェル旅コラム
Editor:リスヴェル編集部

天空の古代文明遺跡に向かう、優雅なる旅路

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インカ文明遺跡観光の拠点、クスコからマチュピチュに行くには、列車で行くか、途中駅まで車で赴き、列車に乗り継ぐという手段があります。

初めてマチュピチュに行くなら、やっぱり世界有数の景勝ルートと言われる、列車の旅を楽しみたいもの。鉄道会社はいくつかありますが、一生に一度の旅と心に決め、最高の旅にしたいなら、ベルモンド ハイラム・ビンガム以上のものはないでしょう。
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オリエント急行系列の列車らしく、深い青の車体は限りなくエレガント。食堂車にバー、展望車、キッチン車両の4両からなり、1920年代の優雅な列車の旅を彷彿とさせます。

出発はクスコから車で20分ほどのポロイ駅。市内から駅までは送迎がついているので安心です。
ウェルカム・ピスコサワーで歓迎を受け、9時40分に駅を発車。車窓にはワロコンド川の清冽な流れと深い山々が広がります。ワインを飲みながら移りゆく景色をぼんやりと眺める至福のとき。ちなみにワインは無料です。
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そうこうしていると、ブランチの時間です。ブランチといえども、前菜、メイン、デザートからなるコース仕立て。料理に合わせたワインもサーブされます。

車窓にはいよいよ、勇壮なアンデスの山々が広がります。途中、交差するインカ道トレッキングルートでは、古代から続くルートを当時に倣って歩く人々の姿も。通常3泊4日かけてマチュピチュに至るインカ道トレッキングは、出発の5ヶ月前に入域許可証が完売するほどの人気だとか。
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天空都市、マチュピチュ到着は12時半頃。往路には、英語での遺跡ガイドや、ロッジでのアフタヌーンティーも含まれています。

ゆったりマチュピチュを楽しみ帰路につくのは、18時頃。列車に乗り込むと、バーでの食前酒に始まり、4品のコースディナーが振る舞われます。

ほろ酔いも手伝って、すっかり仲良くなった乗客と、旅の話で盛り上がります。クスコに戻るのは夜22時すぎ。忘れがたい思い出となることでしょう。

ベルモンド ハイラム・ビンガム詳細はこちら
Editor:リスヴェル編集部
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