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  • 2014年11月22日更新
リスヴェル旅コラム
Editor:リスヴェル編集部

本物の紅茶を伝えたい。スリランカに紅茶革命を起こしたディルマの挑戦(2)

コロンボの中心部にある、ディルマのティーラウンジzoom
コロンボの中心部にある、ディルマのティーラウンジ
現在は、メリルの二人の息子、ディルハンとマリクが父の思いを受け継ぎ、紅茶の品質の向上だけでなく、様々なシチュエーションにおいて、バリエーション豊かな楽しみ方を提案しています。

例えば、コロンボに2013年に生まれた「t-ラウンジ」。ディルマの紅茶シリーズの1つ「t-シリーズ」が味わえるティーサロンなですが、今、スリランカでナンバーワンと言われるほどお洒落な内装です。ビビッドなファブリックでまとめられた店内は、「紅茶は五感で楽しむもの、そしてセクシーな飲みものなのさ」と語るマリクの想い、まさにそのもの。カウンターには48種類の「t-シリーズ」(2014年11月現在)のほとんどをが備えられており、毎日11時にその中からセレクトされた茶葉と抽出したお茶、そして抽出後の茶葉が並び、香りや色、そして茶葉の状態を確認して紅茶を選ぶことができます。

カウンターにずらりと並ぶ紅茶のサンプルzoom
カウンターにずらりと並ぶ紅茶のサンプル
また、紅茶の持つ、新しい味覚の可能性についても常に追求しています。その1つが、世界中の一流シェフやバーテンダーなどと協力し、紅茶を用いた新しい味を創造する試み。「ティーガストロノミー」と称されたその取り組みでは、あらゆる国籍のシェフたちによって紅茶を用いた様々なレシピが生み出されています。
http://chefsandtheteamaker.dilmahtea.com/group/recipes/
シャングリ・ラ・東京の総料理長が紅茶を使って作ったスペシャルメニューzoom
シャングリ・ラ・東京の総料理長が紅茶を使って作ったスペシャルメニュー
たとえば、こちらは、シャングリ・ラ・ホテル東京の総料理長、アンドレア・フェレーロ氏が作った、ディルマの紅茶を使ったメニュー。「スモークフォアグラのテリーヌ、柿とザ・ファースト・セイロン・スーチョンティーのマリネ ダークチョコレート」。舌の上でまったりととろける最高級のフォアグラですが、紅茶の風味で後味すっきり。ほろ苦いダークチョコレートが味に奥行きを与えます。
色、香り、味わい。紅茶を五感で楽しんでほしいとディルハンは言うzoom
色、香り、味わい。紅茶を五感で楽しんでほしいとディルハンは言う
また、ディルマでは、スリランカ発の企業として、地域の環境保全や村人達の経済自立支援など、様々な社会貢献にも取り組んでいます。
ぜひ、スリランカの「本物の紅茶」を味わってみてはいかがですか?

問合せ:ディルマ紅茶日本総代理店/ワルツ株式会社
TEL:0532-33-3517
URL : http://www.dilmah.jp


本物の紅茶を伝えたい。スリランカに紅茶革命を起こしたディルマの挑戦(1)はこちら
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