旅の扉
- 【連載コラム】【厳選旅情報】編集部がみつけた、旅をちょっぴり豊かにするヒント
- 2014年9月30日更新
- リスヴェル旅コラム
Editor:リスヴェル編集部
カナディアン・ロッキーの麓の愛らしい町、バンフ
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- カスケード・ガーデンから望むバンフの町とカスケード山
- バンフ国立公園にあるカナディアン・ロッキーの観光拠点、バンフは人口およそ5,000人という小さな町ながら、世界中からの観光客が訪れる華やかな高原リゾートです。雄大な山々に囲まれたダウンタウンには200軒以上の店があり、町全体がお洒落なショッピングモールのよう。白銀の世界に囲まれる冬の夜。ネオンがきらきらと煌めきまるで宝石箱のように美しい。
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- 町で野生動物に出会うことも
- バンフは1883年に大陸鉄道の建設中に温泉が発見され、湯治場として当時から人々に愛されてきました。1885年には辺り一帯が保護区に指定され、美しい自然を保ちながらリゾート開発が進められてきました。ボウ川を挟んで町の南側は市民が暮らすエリア、北側は高級リゾートやログハウスが並ぶリゾートエリアと大別されています。通りの名前のほとんどが動物の名前なのもチャーミング。ムースストリート、エルクストリートなど、動物の名前を探してみてください。
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- ロッキーマウンテンソープ
- 旅行にショッピングやグルメの楽しみは欠かせません。バンフはそんな旅行者のニーズを満たすグルメ&ショップのお店も沢山あります。おみやげはもちろん、旅行先で必要な物を現地調達できるのもうれしい。例えば乾燥している冬のバンフではハンドクリームやリップクリームは必需品。石鹸専門店のロッキーマウンテンソープではカナディアン・ロッキーの氷河水を利用した100%ナチュラルの石鹸、ボディバター、ボディスクラブ、リップクリームなど数多くの品数が揃っています。また、ハイキング用品や冬用のアパレルなどが揃うアウトドアグッズ専門店もあるので出発前に日本で慌てて防寒服を買わなくても大丈夫!また、可愛らしいパッケージのお土産が揃う土産店も多く、日本では珍しいメイプル菓子(イプルポップコーン、メイプルキャラメル、メイプルクリームチョコ、メイプルバター、メイプル・フレーク、メイプル・フレーバー・コーヒーなど)の種類も豊富。ついつい時間を忘れてショッピングに夢中になってしまいます。
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- バイソンバーガーに舌鼓
- 世界的な観光地とあって各国料理が食べられるレストランも充実していますが、ここに来たらやはりバイソンやエルクを使った地元ならではの珍しい名物料理や、アルバータ州の有名なカクテル「ブラッディー・シーザー」をぜひ。自然豊かなアルバータ州では地産地消の流れを受ける前から、地元産の食材を使うことに積極的で、多くのレストランでは四季折々の土地の味を楽しむことができます。地ビールやワインとともに、有名なアルバータ・ビーフの他、エルクやバイソンの肉もチャンレンジしてみたいものです。
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- 山の麓に佇むバンフ・スプリングス・ホテルはまるで森のお城のよう
- 冬はカナディアン・ロッキーでスキーやスノーボードを楽しむのはもちろん、バンフ周辺には冬ならではの見所もいっぱい。バンフ市街から徒歩圏にカスケード・ロック・ガーデンがあり、そこにはカスケード山とバンフの町を撮影する絶景ポイントもあります。町を流れるボウ川には小さな滝があり、冬は川の上を歩き凍結した滝を間近でみることもできます。バンフゴンドラに乗ってサルファー山の山頂へ行ったり、天然温泉に入ってリラックスしたり、ケイブ&ベイスン国定史跡やバンフ・パーク・ミュージアムなどを訪れたりと、アクティビティ以外にもショッピングやグルメを堪能するなど、ここバンフなら誰もが自分にあった楽しみ方を見つけることができそうです!
- 写真提供:アルバータ州観光公社、コグレマサト、izumin