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  • 2014年3月28日更新
リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部

アラスカのベストシーズンは夏!豪快に天然シーフードを食べに行こう

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© アラスカ観光協会
アラスカと言えばオーロラが有名なため、冬がアラスカ観光のベストシーズンと誤解されがちだが、アラスカ観光のベストシーズンは、やはり雄大な自然が満喫できる爽やかな夏!これからまさにベストシーズン(6月〜8月)を迎える。短い夏のアラスカ最大の魅力は雄大な自然、生息する数多くの野生動物、そして100%天然のシーフード!

無限大の自然の中で遊ぶ、夏のアクティビティ

日本の4倍もの面積がある米国アラスカ州では、自然環境への影響を最小限に抑えるため、州面積の65%を連邦政府の管理する国立公園や自然保護区、保護林に指定して守っている。そんな大自然の中でキャンプ、サイクリング、ハイキング、フィッシング、カヌー、カヤック、クルーズを楽しめる爽やかな夏は最高のシーズン!日本の高山で見られるような植物観賞も楽しめるし、陸上でも海上でも野生動物をよく観察できる季節だ。
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© アラスカ観光協会 Photographer by Brian Adams
アンカレッジからアラスカ鉄道で行くデナリ国立公園は四国以上の広大な国立公園。中心に北米大陸最高峰マッキンリー山(6,194m)がそびえ、ムース、グリズリ-ベア(ヒグマの仲間)、カリブー(トナカイ)、ドールシープなどの哺乳動物から、雷鳥やイヌワシなどの多くの鳥類も生息している。また、日本の高山植物のような可憐に咲く野花や植物を観賞できる。一般車は公園入口から24kmの地点までしか入れないので、園内では5月下旬から9月中旬まで運行するツアーバスやシャトルバスを利用するのがオススメ。
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© アラスカ観光協会
関東平野並みの広さがあるアラスカ州南部のカトマイ国立公園は、ヒグマ、サケ、ラッコ、クジラ、ホッキョクジリス、ビーバー、ライチョウの生息地として知られている。ここも魚が豊富で7月から8月末までには遡上するサケを捕らえるグリズリーベアの姿が間近で見られる。アンカレッジから小型飛行機を乗り継いで行く。
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© アラスカ観光協会 Reinhard Pantke
東南アラスカに位置するグレイシャーベイ国立公園では、ダイナミックに崩れ落ちる氷河やクジラやアザラシなどの野生動物を眺めるクルーズが人気。面積の5分の1近くを海が占め、絶滅危惧種のザトウクジラや、シャチ、トド、フイリアザラシ、ラッコ、ネズミイルカなどの様々な海洋生物が暮らしている。公園内ではムース、オオカミ、アラスカ・オグロジカ、マウンテンゴート、ハクトウワシなども多く見られる。夏はビジターセンター周辺の原生林にあるトレイルを歩くハイキングも良い。夏季はアンカレッジやジュノーから公園入口の町ガスティバスへ毎日定期便が運航している。ビジターセンターのあるバートレット・コーブへは、ジュノーからフェリー便もある。
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100%天然のアラスカシーフードに舌鼓!
アラスカ旅行のもうひとつの魅力は、豊かな自然に育まれた100%「天然」のサーモンやカニ、白身魚などのシーフード!アラスカでは天然水産資源が枯渇することのないよう1日の漁獲量を規定し、すべての魚種に徹底的な資源管理政策を施し、水産業の「持続性」を最優先させているという。

アラスカシーフードマーケティング協会とH.I.S.の新キャンペーン発表に合わせて、3月1日に六本木ヒルズのレストラン「Roy's」で開催されたアラスカ観光セミナーに参加してきた。アラスカシーフード親善大使を務める田崎真也氏をゲストに迎え、アラスカ産シーフードと北米産ワインのペアリングを体験した。

前菜は左から時計回りにベビーポークリブ、アラスカ産タラバガニのクラブケーキ、ボタンエビのエスニックカクテル、子持ちカレイのリエット、アラスカサーモンの炙り グレープフルーツと塩麹ドレッシングの5品。(下線がアラスカ産)サーモンは身がしまっていて素材の味や香、タラバガニのクラブケーキはほんのりと上品な蟹の甘さが感じられる。天然物は余分な脂がなく素材の香りが強いと田崎氏。前菜に合わせたワインはほんのりスパイシーでトマトやサーモンに合わせやすいカリフォルニア産の本格派ロゼ「シュラムスバーグ・ブリュット・ロゼ2009」。ワインは食材の色味と合わせると良いそうだ。
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メインにはアラスカ産バターフィッシュの味噌焼き 山葵ブールブラン。バターフィッシュとは深海にいて脂がのっている魚でバターのような風味からバターフィッシュと呼ばれている。日本では銀ダラ(正式名称:メロー)として親しまれていてアラスカ産のものが多く流通されているらしい。雑穀米に味噌焼の銀ダラに、こってりした蒲焼きのタレと直前に和えたという爽やかな山葵のソースの融合が最高。メインには、原産のブルゴーニュと同じように樽で醸造したワシントン州の「レコール・ナンバー41 シャルドネ2012」。木樽で醸造し発酵しているのでまろやかな味わいがバター料理に合う。冷やしすぎると独特なまろやかさが感じられなくならから適温は12℃がベストという。

アラスカ観光協会
http://www.travelalaska.jp
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