旅の扉

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  • 2026年7月23日更新
リスヴェル旅コラム
Editor:リスヴェル編集部

ザ・ペニンシュラ東京で本格的なタイ料理フェア『テイスト・オブ・タイ』を試食

お昼時の忙しい中、挨拶に来てくれた「ティプタラ」の新料理長に就任したスリンルック・ブーンチュアイ氏zoom
お昼時の忙しい中、挨拶に来てくれた「ティプタラ」の新料理長に就任したスリンルック・ブーンチュアイ氏
ザ・ペニンシュラ東京では、2026年7月13日から9月13日まで、1階のコンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」にて、ザ・ペニンシュラバンコクのタイ料理レストラン「ティプタラ」とのコラボレーション企画『テイスト・オブ・タイ』を開催しています。

今年は、「ティプタラ」の新料理長に就任したスリンルック・ブーンチュアイ氏が手掛ける、伝統的なタイ料理に現代的な感性を取り入れたメニューが登場。香り高いハーブやスパイス、美しい盛り付けを通して、東京にいながらバンコクの空気を感じられる内容です。

今回はRISVEL編集者2名で、前菜、温前菜、メイン、デザートからなる4品コースをそれぞれ試食。カクテルとモクテルもいただきながら、全8品の味わいや印象を、編集部の対話を交えてレポートします。

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新料理長が描く、新しいティプタラの世界
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「ティプタラ」の新料理長に就任したスリンルック・ブーンチュアイ氏にお会いすると、まず印象に残ったのは、その柔らかな笑顔でした。初めての来日と話すブーンチュアイ氏は終始穏やかで、真面目さと優しさが伝わってきます。料理にも、その人柄が表れているようでした。

タイ料理の伝統を大切にしながらも、盛り付けは驚くほどモダン。色鮮やかなエディブルフラワーが料理を華やかに彩り、香り高いハーブをふんだんに使いながらも辛さは控えめ。複雑な香りと優しい辛さが共存する、ペニンシュラらしい洗練されたタイ料理へと進化しています。
南国のカクテル『サバイ マイ タイ』(左)とノンアルコールの『バンコク サンセット』(右)zoom
南国のカクテル『サバイ マイ タイ』(左)とノンアルコールの『バンコク サンセット』(右)
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【食前酒】 まずはグラスの中からタイへ
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2026年7月22日(水)午後12時30分 気温33度

ザ・ペニンシュラ東京1階のコンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」で開催されている『テイスト・オブ・タイ』の取材で来ています。暑い日差しを避けるようにロビーに入ると、インバウンド(訪日外国人旅行者)の旅行者が多く賑わっていますが、さすがペニンシュラ、ピアノの生演奏が奏でる響きと、明るく落ち着きのある雰囲気が心を和ませてくれます。テーブルに案内されて、おしぼりと冷たいお水でリフレッシュ。その後、まず飲み物を注文です。

編集者N:「僕が注文したのは、ノンアルコールの『バンコク サンセット』。グアバジュース、パイナップルジュース、レモンジュース、オーキッドシロップ、ビターシロップを加えたカクテル。一口飲んだ瞬間、タイのバンンコクにあるペニンシュラホテルのロビーを思い出した。とても爽やかで軽やかな味わい。」

編集者M:「ハーブの香りがすごくいいよね。甘すぎないからランチでも飲みやすい。私が注文したのは『サバイ マイ タイ』。セブンシーズゴールドラムに、マンゴージュース、パイナップルジュース、ライムジュース、アーモンドシロップとシナモンパウダーを加えたカクテル。ラムベースのカクテルはほどよい甘さがあり、スパイスを使った料理ともよく合います。食事が始まる前から、東京にいながらバンコクへ旅したような気分にさせてくれる一杯。」
『ソムタム タイ』(上)と『クンワンルアム』(下)zoom
『ソムタム タイ』(上)と『クンワンルアム』(下)
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【1品目】 前菜だけでタイに行きたくなる
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小冊子のスタイルに作られた『テイスト・オブ・タイ』のメニューを見ながら、コースで頼むか、アラカルトにするか、迷っています。日本人にはプリフィックス・コースが人気だそうですが、外国人旅行者の方はアラカルトで好きなものだけ注文する傾向にあるようです。私たちは、もちろんプリフィックス・コースで、3品(7,000円)か4品(9,000円)で悩みましたが、せっかくなので4品を注文しました。

編集者M:「前菜にはグリーンパパイヤのスパイシーサラダの『ソムタム タイ』は絶対頼んでほしい。」
編集者N:「タイで食べたポメロと蟹のクリスピーサラダがあるね、『クンワンルアム』にしようかなぁ。」

編集者M:「2品目は、シェフのおすすめマークが付いている『トムヤムクン メナム』は外せない。」
編集者N:「じゃあ、私はパンダンリーフが香る『ガイ ホー バイトゥーイ』にする。」

編集者M:「メインは、やっぱり、カレーと炒飯だなぁ。」
編集者N:「…」

編集者M:「デザートはどうしますか?」
編集者N:「タイ風プリンと、やっぱりタイのマンゴーのデザート『カオニャオ マムアン』でしょう。」
編集者M:「決まり!」

(前菜がやってきた)
編集者N:「ソムタム タイ、前菜の定番だよね。でもここのは辛いというより香りが深くて美味しい。シャキシャキの青パパイヤに、干し海老の旨み、ライムの酸味、ナッツの食感。タイ料理らしい味の重なりが実に心地よく、食べやすいバランス。」
編集者M:「ただただ、うまい。」
編集者N:「クンワンルアムは見た目も華やか。海老のタイ風さつま揚げ、チキンサテー、ポメロの爽やかな酸味に蟹肉がとても相性が良い。海老のさつま揚げやチキンサテーも3種類のソース(スイートチリ、プラムソース、ピーナッツソース)で味の変化がとても良い。」

編集者二人ともにプラムソースとピーナッツソースがお気に入り。お皿を片付けに来た際には声を揃えて、「このソース、片付けないでください(笑)。」思わずそんな一言が飛び出したほどでした。
『トムヤムクン メナム』(上)と『ガイ ホー バイトゥーイ』(下)zoom
『トムヤムクン メナム』(上)と『ガイ ホー バイトゥーイ』(下)
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【2品目】 奥行きのあるスープと香りの一皿
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編集者N:「(ふぅ〜)トムヤムクン メナムの深い味。これはタイ版ブイヤベースだね。大きな海老から溶け出したミソの旨みがスープ全体に広がり、レモングラスとライムの爽やかな酸味が後味を軽やかにまとめます。」

編集者N:「一方のガイ ホー バイトゥーイは、パンダンリーフで包み揚げた鶏肉。甘く優しい香りをまとった鶏肉を、甘酸っぱいタマリンドソースにつけていただくと、香りと酸味が絶妙に重なります。」

編集者M:「鶏肉の食感がプリプリ。またタマリンドソースとの相性抜群。それと…この揚げたパンダンリーフ、美味しい」
編集者N:「それ、普通食べないやつじゃない?」

聞いてみると、鶏肉を包んでいるパンダンリーフは、やはり食べる人は少ないらしい。でも、M曰く、味は焼いた海苔みたいで美味しいと。そして、「ガイ ホー バイトゥーイのソース、持ち帰りたいくらい。」と思わず笑ってしまうほどタマリンドソースが気に入ったようです。
『カオパッド サパロット』(上)と『ゲーン ガティ バイチャプルー』(下)zoom
『カオパッド サパロット』(上)と『ゲーン ガティ バイチャプルー』(下)
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【3品目】 人気メニューなのも納得
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編集者M:「パイナップル炒飯(カオパッド サパロット)の味、子どもから大人まで誰でも好きだと思うよ。優しい味わいなのは、パイナップルの甘酸っぱさがほんのり口の中に広がり、辛さはありません。普通におかわりが欲しくなります。」
編集者N:「炒飯って、家で作るの超難しいと思うの。ましてやタイの炒飯。だからこういう本格的な炒飯を食べると、ものすごく旅情感が出てくるのです。」

一方で、蟹肉と大葉のココナッツミルクカレー(ゲーン ガティ バイチャプルー)は、今回もっとも印象に残った一皿。
編集者N:「最初はしっかり辛い。でも後からココナッツの甘みが追いかけてくる感じ。」
編集者M:「この味は家では再現できないね。あとを引く美味しさとはこのことですね。それと、タイ米が本当に美味しい。このカレーとすごく合う」
編集者N:「スパイスの刺激だけではなく、香り、旨み、甘みが幾重にも重なり、本場ペニンシュラだからこそ味わえる一皿ですね。」
編集者M:「今までもグリーンカレーやレッドカレーをよく食べたけど、ゲーン ガティ バイチャプルーはかなり味が濃い(塩辛いということではない)ので、タイ米とのバランスは、カレー1に対してタイ米3というバランスが最高!」
『ピエック プーク カティソッド』(上)と『カオニャオ マムアン』(下)zoom
『ピエック プーク カティソッド』(上)と『カオニャオ マムアン』(下)
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【4品目】 デザートまでタイへの旅は続く
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編集者N:「パンダン香るタイ風プリン(ピエック プーク カティソッド)は、ヤングココナッツとナッツクランブルの食感が楽しい一品。プリンというより、控えめな甘さや食感が和菓子のよう。ナッツクランブルは、砕いた雷おこしのよう(笑)。甘じょっぱいココナッツソースが加わることで、一皿の印象がまた大きく変わります。」

編集者M:「カオニャオ マムアンは、タイを代表する定番デザート。甘さだけではない酸味を持つマンゴーに、もち米とココナッツソースを合わせた味わいは完成度の高さを感じさせます。タイ版のおはぎみたい。これも甘じょっぱいココナッツソースとの相性が本当に良いです。」

(食後にコーヒーを飲みながら)
編集者N:「4品あると、ボリュームがあり、満足感が半端ないですね。」
編集者M:「ホテルでゆっくり2時間食事をしていると、本当に旅行している気分になるね。やはりホテルのロビーという場所がいいです。」

ザ・ペニンシュラ東京で過ごしたタイの風香るランチは、食事を楽しむだけではなく、バンコクを旅した記憶まで呼び起こしてくれる、そんな小さな旅そのものでした。暑さで食欲が落ちがちなこれからの季節ですが、そんな時こそ爽やかなハーブの香りとほどよい辛さが心地よいタイ料理がおすすめです。

編集部のおすすめは、さまざまな料理を楽しめる4品のプリフィックスコース。2~3名で訪れるなら、それぞれ違うメニューを選んでシェアすると、「ティプタラ」の多彩な味わいを存分に楽しめます。そして、気に入った一皿が見つかったら、次回はアラカルトでその料理をゆっくり味わうのもおすすめ。この夏、ザ・ペニンシュラ東京で、バンコクを旅するような美食のひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【開催概要】
名 称:テイスト・オブ・タイ(ザ・ペニンシュラ東京×ティプタラ)
日 時:2026年7月13日(月)〜9月13日(日)
    プリフィックスコース 午前11時30分〜午後2時30分(午後2時LO)/午後5時〜午後9時(午後8時LO)
    アラカルト 午前11時30分〜午後9時(午後8時30分LO)
料 金:プリフィックス3品コース 7,000円、4品コース 9,000円、アラカルト 2,800円〜(税・サービス料込み)
場 所:ザ・ペニンシュラ東京 1階 コンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」
予約・問合せ:03-6270-2888 / thelobbyptk@peninsula.com
公式サイト:https://www.peninsula.com/ja/tokyo/special-offers/dining/tastes-of-thailand


取材協力:ザ・ペニンシュラ東京
Editor:リスヴェル編集部
リスヴェル編集部がみつけた、いつもの旅をちょっと豊かにする厳選情報をお届けします。
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