zoom今回の沖縄旅行で最も楽しみにしていたのが、2025年に開業した話題のテーマパーク「ジャングリア沖縄」です。
正直なところ、訪れる前は「若い人向けではないか」「シニア夫婦でも楽しめるのだろうか」という不安もありました。しかし実際に体験してみると、その印象は良い意味で裏切られました。
沖縄の雄大な自然を活かした広大な空間、思わず童心に返るアトラクション、そして温かく迎えてくれるスタッフたち。気が付けば夫婦そろって夢中になり、一日があっという間に過ぎていました。
zoom混雑のない、いまこそ訪れたい
当初、SNSでは「混雑している」「待ち時間が長い」といった声も見かけましたが、実際に訪れてみると意外なほど快適でした。むしろ今は、開業直後の大混雑が落ち着き始めた絶好のタイミングかもしれません。
人気テーマパークではアトラクションに乗るだけで何時間も並ぶことがありますが、ジャングリアではそのストレスが少なく、シニア世代でも無理なく楽しめます。「いつか行こう」と思っているなら、今こそ狙い目だと感じました。
アクセスについても、レンタカー以外の選択肢があります。那覇空港や県庁前、国際通りからは「ジャングリアエクスプレス」が運行されているほか、北谷、恩納村、名護市、美ら海水族館などからも連絡バスが運行されています。また、北谷以北のエリアからはバスは無料なのです。
園内には17のアトラクションと6つのショーが用意されていました。専用アプリを利用すれば、現在地の確認、場内マップの確認、待ち時間の表示、抽選制アトラクションの予約などが可能で、効率的に園内を回ることができます。
また、園内には多くの沖縄の樹木が植栽されています。樹齢100年級のガジュマルをはじめとする巨大樹も移植されており、熱帯植物園を散策しているような気分になります。歩いているだけでもワクワクする空間です。
zoomシニアでも十分楽しめるアトラクション群
最初に体験したのが「ダイナソーサファリ」です。専用車両に乗り込み、恐竜研究施設を巡る設定です。突然現れる大型肉食恐竜の迫力は想像以上で、映画の世界に入り込んだような感覚になります。
乗車中には動画撮影サービスも行われており、帰宅後にQRコードから300円でダウンロードできます。20秒ほどの動画ですが、旅の思い出を残す仕組みとして面白いと思いました。
続いて体験したのが「バギーボルテージ アドレナリンチャレンジコース」です。2人乗りバギーを運転しながら、高低差のある悪路を進むアクティビティです。シニア世代には少々刺激的かと思いましたが、実際には操作は難しくなく、適度なスリルを楽しめました。
「ツリートップトレッキング」も印象的でした。7つのポイントをクリアしながら吊り橋を渡る体験型アトラクションで、空中からやんばるの自然を見渡すことができました。
zoom一番のおすすめは「スカイフェニックス」
今回の旅で最も印象に残ったのは「スカイフェニックス」です。20mの高さの出発口から熱帯植物の上空を滑空するジップラインで、高齢者向けの注意書きがあったため少し心配していました。実際には体力的な負担は低く、健康なシニアであれば十分楽しめるレベルでした。
眼下にはやんばるの森がどこまでも広がり、頬をなでる風が心地よく通り過ぎていきます。まるで鳥になったような感覚。沖縄の青空と深い緑の上を飛んでいると、日常の悩みや忙しさを忘れてしまうほどの開放感に包まれます。
「もう一度乗りたい」体験後に自然とそう思った、今回の旅で最高のアトラクションでした。
ショーと食事も予想以上の完成度
アトラクションだけではありません。「ワイルドビート」は南国音楽をテーマにしたライブショーで、沖縄らしい開放感に満ちています。
また、「ジャングリアスプラッシュフェス」は沖縄のビートに合わせて踊りながら大量の水しぶきを浴びる参加型ショーです。暑い季節には特に人気を集めそうですね。
昼食は「パノラマダイニング」を利用しました。食事も想像以上でした。大きな窓の向こうには、やんばるの森がどこまでも広がります。テーマパークのレストランというより、リゾートホテルのダイニングに近い雰囲気です。
景色を眺めながらゆっくり食事を楽しむ時間は、アトラクションとはまた違う贅沢なひとときでした。特にアカマチを使ったアクアパッツァは、沖縄らしさを感じられる一皿で、旅の思い出をさらに豊かにしてくれました。
もう一つの「やんばるハーブ鶏のグリル」は、ハーブを食べて育った鶏肉を香ばしく焼き上げたメニューで、レモンや人参、ほうれん草のピューレによって味の変化を楽しめます。
沖縄らしい食材も使われており、テーマパークの食事という枠を超えた満足感がありました。さほど暑くない日であればテラス席の選択もありです。
zoom家族やシニアも楽しめる参加型アトラクション
「タムタムトラム」も楽しい発見でした。園内移動用車両でありながら、車内には楽器が設置されています。ナビゲーターの案内に合わせて乗客同士で演奏を楽しみながら移動するため、単なる交通手段ではなく一つのアトラクションになっています。
また、高度200メートルまで上昇する「ホライゾンバルーン」を見学しました。訪問時は運休中でしたが、ゴンドラ内部を見学でき、そのスケールの大きさを実感しました。
さらに「ファインディングダイナソーズ」は、ニックネームを伝え、「イエッサー」を合言葉に冒険へ出発する参加型アトラクションです。歩きやトロッコを使いながら進むストーリー仕立ての構成で、大人でも童心に帰ることができます。
関西からの修学旅行生と同じグループになり、一緒に恐竜探しに挑戦しました。世代を超えて楽しめるのも、このアトラクションの魅力でしょう。
ジャングリアを支える「ナビゲーター」の存在
最新技術を使ったアトラクションは全国にあります。しかし、ジャングリアで最も印象に残ったのは「人」でした。すれ違うたびに笑顔で手を振り、困っていればすぐに声をかけてくれるナビゲーターたち。
まるでテーマパーク全体が一つの大きな家族のような温かさに包まれており、そのホスピタリティが体験全体の満足度を何倍にも高めていました。
zoomシニア世代への配慮も十分
訪問前に気になっていたのが暑さ対策です。園内には無料の日傘貸し出しサービスがあり、「クイックリフレッシュステーション」と呼ばれる冷房完備の休憩施設も設置されていました。無料のウォーターステーションも各所に配置され、提携メーカーのサンプルを配布するコンテナも見られました。
さらに屋根付き休憩スペースの整備も進んでおり、高齢者や小さな子ども連れへの配慮が感じられます。
アトラクションによっては体験時間が長いものもありますが、開業当初に比べてプレミアムパスの導入やアプリを活用した抽選入場など、運営面での改善も進んでいます。
開業当初は賛否両論があったジャングリア沖縄ですが、実際に訪れてみると印象は大きく異なりました。自然を生かした園内空間、迫力あるアトラクション、参加型のショー、想像以上に充実した食事、そして来場者を笑顔で迎えるナビゲーターたち。それぞれが組み合わさることで、一日を通して満足度の高い体験を提供しています。
今回の訪問ではプレミアムパスを利用せずとも6つのアトラクションと2つのショーを体験することができました。
沖縄旅行といえば、美ら海水族館や古宇利島、国際通り、首里城が定番です。しかし今回の旅で感じたのは、ジャングリア沖縄が単なる新しいテーマパークではなく、「沖縄旅行の目的地そのもの」になり得る存在だということでした。
やんばるの大自然に包まれながら、童心に返って冒険を楽しみ、美味しい食事を味わい、心温まるおもてなしに触れる。夫婦旅行でも、家族旅行でも、きっと忘れられない思い出になるはずです。
沖縄に何度も訪れている方こそ、新しい沖縄の魅力を発見できるでしょう。次の沖縄旅行では、ぜひジャングリア沖縄を旅の主役にしてみてはいかがでしょうか。
取材協力:ジャングリア沖縄 ⇒ https://junglia.jp/
ジャングリア沖縄での費用
大人一日券 税込 ¥6,930
園内駐車料金普通自動車一日 税込 ¥2,000
パノラマダイニング
アクアパッツァ(アイランドフィッシュにスープ、サラダ、ライスorパン付き) 税込 ¥2,800
やんばるハーブ鶏のグリル(スープ、サラダ、ライスorパン付き) 税込 ¥3,000