旅の扉

  • 【連載コラム】トラベルライターの旅コラム
  • 2026年4月25日更新
よくばりな旅人
Writer & Editor:永田さち子

旅の相棒にしたい! 韓国発のトリップウェアブランド「RAWROW」

2011年に韓国で誕生した「RAWROW(ローロー)」は移動のしやすさと収納性を追求したブランド。zoom
2011年に韓国で誕生した「RAWROW(ローロー)」は移動のしやすさと収納性を追求したブランド。
旅の相棒に欠かせにないスーツケース。たとえ出番は年に数回でも、非日常の濃密な時間をともに過ごすのだから、細部がいろいろ気になって当然。デザイン、大きさ、重さはもちろんのこと、パッキングと開閉のしやすさにも好みがあります。ホイールも軽快すぎては、チョロチョロと不安定だからダメ。私の歩くペースに寄り添った適度なスムーズさがほしい……、こだわりを挙げればきりがありません。
15年間、旅をともにしたスーツケースは1ドル85円のころにハワイで購入。これは、2年目くらいの写真。zoom
15年間、旅をともにしたスーツケースは1ドル85円のころにハワイで購入。これは、2年目くらいの写真。
そのすべてに相性がよく、15年近く一緒に旅したドイツ・R社製の相棒を、1年半前に手放しました。ぎゅうぎゅうに荷物を詰め込み、飛行機や列車に乗り遅れそうになって爆走したことは数知れず。数々の激務にもかかわらずホイール回りに不具合はなく、全体的にい~い感じのダメージが加わってきたところ、ボディの角に割れが生じてしまったのです。

買い替えて新たな相棒に迎えたのは、国産の某ブランド。泣く泣く手放した前出の相棒は、1ドル85円のころに海外で購入したものです。同モデルを今、日本で買うとお値段は3倍以上にもなっていて、とても手が出なかった…というのが理由です。吟味に吟味を重ね(たつもりで)迎えたのですが、数回使ってみたものの、どこか馴染めていません。

そんな時、評判を耳にしたのが韓国発の「RAWROW(ローロー)」。2011年にスタートしたこのブランドは、「日々の旅や移動を豊かにする」をコンセプトに、“無駄をそぎ落とし、本質だけを残て、長く使い続けられるトランクとバッグ”を提案しています。旅行用トランクとして本当に必要な機能だけを追求しているため、余計な装飾はなくデザインはとてもシンプル。持ちやすさから生まれた、「TT Handle」というT字型のハンドルが特徴で、持ち手部分を好みのカラーにカスタマイズすることで個性を表現できます。
静音性に優れたキャスターとともにリペアサービスが充実していて、「LIFETIME WARRANTY」、つまり生涯品質保証付き。相性さえよければ、長く使い続けるのにぴったりのスーツケースです。
「六本木ヒルズ」のプロジェクトストアは7月26日まで展開中。zoom
「六本木ヒルズ」のプロジェクトストアは7月26日まで展開中。
さらにアルミニウム製で80,000円台から、ポリカーボネイト製は機内持ち込みサイズが20,000円台からと、驚くほどリーズナブル。
と、コンセプトやスペック、アフターサービス、価格と、どれをとっても魅力的なのですが、これまで日本に直営店がなく、韓国へ行くかオンラインショップを利用するしか購入方法がありませんでした。
コスパと口コミの評判がどんなによくても、スーツケースはやっぱり現物を実際に手に取ってみないと、使い勝手はわかりません。その注目の「RAWROW」が、満を持して期間限定のプロジェクトショップをオープンしていると知り、出かけてみました。六本木ヒルズ内のショップには定番商品、ニューカラーとともに、これまでアパレルブランドやスポーツブランドなどとコラボした限定モデルも紹介されています。また、3年、7年、10年と実際に使用したトランクが展示されていて、使い込んでいく過程の変化をリアルに見ることができます。
左上から、3年、7年、10年と使用したアルミニウム製トランク。実際の移動距離も紹介されて、味わいが増しているのがわかります。zoom
左上から、3年、7年、10年と使用したアルミニウム製トランク。実際の移動距離も紹介されて、味わいが増しているのがわかります。
もとはバッグからスタートしたブランドとのことで、バックパック、トートバッグ、クロスバッグにも気になるものが見つかりました。なかでもバックパックは、スーツケースと一緒に持ち歩くとよさそう。また長く一緒に旅したい「相棒募集中!」の私は、ショップに足を運びつつ熟慮中の毎日なのです。
バックパックやクロスバックもシンプルなデザインで、旅のシーン以外でも使い勝手がよさそう。zoom
バックパックやクロスバックもシンプルなデザインで、旅のシーン以外でも使い勝手がよさそう。
“RAWROW - R TRUNK SHOW”
OCATION:〒106-0032 東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズ ヒルサイド B1「RAWROW PROJECT STORE」
※けやき坂通り、「バーバリー」の向かい側
営業時間:11:00 – 20:00
2026年7月26日 (日)まで開催中

<日本公式サイト>
https://jp.rawrow.com/
Writer & Editor:永田さち子
スキー雑誌の編集を経て、フリーに。旅、食、ライフスタイルをテーマとし、記事を執筆。著書に、「自然の仕事がわかる本」(山と溪谷社)、「よくばりハワイ」「デリシャスハワイ」(翔泳社)ほか。最近は、旅先でランニングを楽しむ、“旅ラン”に夢中!
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