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  • 2026年3月27日更新
リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部

いいね、バイク!「第53回東京モーターサイクルショー」開催中!(3/27 – 3/29)

今年のツーリングの季節前に東京モタサイへ足を運ぼうzoom
今年のツーリングの季節前に東京モタサイへ足を運ぼう

一般社団法人 日本二輪車普及安全協会は、2026年3月27日(金)から29日(日)までの3日間、東京ビッグサイトにて、国内最大級のモーターサイクルイベント「第53回東京モーターサイクルショー」を開催している。

バイクに乗って知らない土地を訪れることは非日常感を味わえるだけでなく、風や匂いを全身で感じながら開放感あふれる景色の中を走ること自体が旅をより豊かにしてくれる。旅行情報サイト「RISVEL(リスヴェル)」では、バイクでツーリングや旅行を楽しむ読者に向けて取材した情報をいち早くお届けしたい。

今年のテーマは「『好き』を極めろ!」。国内外でおよそ186社が出展し、バイクファンはもちろん、これからバイクを始めたいという人にとっても見逃せないイベントであることは間違いない。RISVEL編集部の視点で、今年の注目のバイクやブースを紹介する。

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HondaブースのCB400 Super Four E-Clutch Concept

今回のショー最大の注目モデルのひとつが、Hondaブースに展示されている「CB400 Super Four E-Clutch Concept」である。1992年の初代登場以来、日本のバイク文化を長きにわたって支えてきた"スーフォア"が、2022年の生産終了から約4年を経て、新世代モデルとしてその姿を現した。編集者のM.O.も長年待ち続けたバイクでもある。

新型は新設計の直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、クラッチコントロールを自動制御する「Honda E-Clutch」やスロットルバイワイヤシステムなど各種電子制御技術を採用しているのが大きな特徴。5インチカラーTFTディスプレイやKYB製倒立フロントフォーク、HSTC(ホンダ・セレクタブル・トルク・コントロール)も装備するなど、現代の最新テクノロジー装備を惜しみなく盛り込んでいる。

そして何と言っても昭和時代のおじさんにとっては涙が出るほど嬉しい、往年のヨンフォア(ドリームCB400フォア)を想起させる流れるような4本のエキゾーストパイプがとても印象深いし、「ホンダさん、ありがとう」と言いたい。

また、ホンダとしては36年ぶりになる直列4気筒フルカウルスポーツ「CBR400R FOUR E-Clutch Concept」も登場し、こちらも大きな話題となっている。

今年のHondaブースのキーワードは「Next Stage」。かつてのスーフォアを愛したライダーも、これからバイクを始める若い世代も、会場でぜひその進化を確かめてほしい。

Hondaブースにはスーフォア以外にも見どころが多い。参考出品のホンダの水冷75度V型3気筒エンジン搭載車「V3R 900 E-Compressor Prototype」は、世界初の電子制御過給機を搭載したV型3気筒エンジンコンセプトで、900ccの排気量で1200cc相当のパフォーマンスを目指すという異色の存在。左右非対称のサイドカウルや3本のエキゾーストパイプが剥き出しになった近未来的なスタイルも印象的だ。

また、大型スポーツツアラー「CB1000GT」や、スポーツとアドベンチャーを融合した新型「XL750 TRANSALP E-Clutch」など、ツーリング派の読者にも気になるラインアップが揃っている。メインステージではCB400SF Conceptへの跨り体験や、開発者によるプレゼンテーションも実施されている。

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YamahaブースのXSR155

個人的な感想だが、Yamahaブースで存在感を放っていたのが2026年に日本導入が決まった「XSR155」。レトロなスタイリングと軽量な車体が特徴のネオクラシックの155ccモデル。エンジンは、YZF-R15やMT-15と共通の水冷155cc単気筒を搭載。可変バルブ機構VVAによる低速域の扱いやすさと高回転域の伸びを両立していることから、国内ですでに発売されているXSR125と比べると、単なる排気量アップだけでなく、高速道路の走行も可能になるため、街乗りから週末のショートツーリングまで幅広く楽しそうな一台。

Yamahaブースのもうひとつの目玉が「AEROX」の日本初公開。東南アジアで人気の155cc水冷単気筒エンジンのスポーツスクーターで、今夏以降の市販が予定されている。YZF-Rシリーズを意識したアグレッシブなフロントマスクのデザインと「ターボ機能」と呼ばれる出力特性が話題を呼んでいる。さらに「YZF-R9 70th」などヤマハ発動機創立70周年を記念した特別カラーモデル(200台限定販売)や、自動変速トランスミッション「Y-AMT」を搭載した「MT-09 Y-AMT」「MT-07 Y-AMT」なども並び、スポーツからアドベンチャー、シティユースまで幅広い選択肢がブースに広がっている。東京会場では3月28日・29日にヤマハファクトリーライダーによるトークショーも開催予定でこちらも見逃せない。

KawasakiブースとSuzukiブースzoom
KawasakiブースとSuzukiブース

Kawasakiブースのコンセプトは「乗るカワサキ」「着るカワサキ」で、最新モデルの展示や跨り体験、アパレル販売を組み合わせてブランドの世界観を総合的に体感できる構成となっている。

今回の目玉は、Kawasakiエンジンを搭載したイタリアのプレミアムブランド「bimota(ビモータ)」の新型「KB399」(2027年春頃国内販売予定)のワールドプレミア展示。新型Z900RSやZ1100 SE、Ninja ZX-10R、日本初導入のNinja 500をはじめとする多くのモデルが並び、来場者は実際に跨ってその魅力を確かめることができる。さらに、カワサキ公式SNSをフォローすることで新型Ninja ZX-10Rへの跨り体験も可能で、ファンにはたまらない特別企画も実施されている。

Suzukiのブースは、レトロなライダーズガレージをイメージした内装が印象的な「スズキ ファンズ ガレージ」。ライダーのようなワクワク感や、バイクを眺めながら次の遊びを考えるようなドキドキ感を感じられるコンテンツが盛り沢山。

注目のバイクは発売されたばかりの「GSX-8T/8TT」をはじめ、「隼」「KATANA」「GSX-8R」など人気モデルが一堂に並ぶ。参考出品としてペダル付き折りたたみ電動バイク「e-PO」やBEVスクーター「eアドレス」も参考出品されており、近未来のバイクの姿もうかがうことができる。

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海外メーカー

会場の一角には、欧州・海外ブランドのブースも多数出店。BMW Motorradのブースでは、クラッチ操作なしでシフトチェンジを可能にする革新的テクノロジー「ASA(Automated Shift Assistant)」を搭載したR 1300シリーズが注目の的。足つき性を考慮したF 900 R / F 900 XRのロー仕様や、圧倒的なパフォーマンスを誇るS 1000 RR、次世代電動モビリティのCE 02など最新ラインアップ約20モデルが揃う。

Triumph(トライアンフ)は、国内外メーカー最大面積となる約400㎡のブースを展開。新型「Thruxton 400/Tracker 400」を首都圏で初展示・初跨り可能として公開するほか、最新のBONNEVILLEシリーズも揃う。インフルエンサーやジャーナリストによるトークショーや新型車プレゼンテーションも1日3回以上開催されており、見ごたえ十分。

ハーレーダビッドソンは東京会場限定で、2026年限定カラーの「ストリートグライド」と「ヘリテージ クラシック」を日本初披露。さらに普通自動車免許でも運転可能なトライク「CVOストリートグライド リミテッド3」と「ロードグライド3」も日本初公開となる。人気のクルーザーモデル「ブレイクアウト」や「ローライダーST」を含め、2026年の最新ラインナップ17モデルを展示予定。

ロイヤルエンフィールドは「CLASSIC 650 125周年記念スペシャルエディション」と「BULLET 650」の国内初披露に加え、「METEOR 350 Sundowner Special Edition」(限定50台)も展示。また、東京会場では、“るなもーたー"としてSNSやメディアで活躍中のバイク女子『るなも』のトークショーや、デジタルメディア/RIDE HI 根本 健さんのスペシャルトークショー、国内最大のレンタルバイクサービスを展開するレンタル819とロイヤルエンフィールドの新キャンペーンの紹介、ジャパンプレミアモデルの車両解説など、さまざまなステージコンテンツを展開。日本でも人気のロイヤルエンフィールド、英国生まれのクラシックな世界観が会場に彩りを添えている。

ヘルメット・アパレルコーナーなどzoom
ヘルメット・アパレルコーナーなど

バイクそのものだけでなく、ヘルメットからウェア、グローブに至るまで、ツーリングをより快適・安全に楽しむための最新アイテムも多数展示されている。手にとって試せるコーナーも充実しており、これからバイクを始めるビギナーライダーにとっても参考になるはず。今年は人気スマホゲーム「モンスターストライク」とのコラボ企画も実施されており、人気キャラクター「ルシファー」と「ウリエル」のイラストを使ったグッズや、クイズラリーなども展開されている。

「第53回東京モーターサイクルショー」開催概要
会 期:2026年3月27日(金)〜3月29日(日)
会 場:東京ビッグサイト 西1・2・3・4ホール、アトリウム、西屋上展示場
主 催:一般社団法人 日本二輪車普及安全協会

出展者:186社
入場料:当日券(一般)2,800円(税込) ※高校生・中学生以下・障がい者の方は無料(条件あり)
公式HP:https://www.motorcycleshow.org/

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