旅の扉

  • 【連載コラム】***独善的極上旅日記***
  • 2024年11月27日更新
フリージャーナリスト:横井弘海

#都心から車で50分。関東最大級 600万球のイルミネーション「さがみ湖イルミリオン」の魅力

「さがみ湖 MORIMORI」に名称変更し1年目です。zoom
「さがみ湖 MORIMORI」に名称変更し1年目です。

 冬本番、1年の中で最も空気が澄んだ季節。クリスマスが近づき、あちこちのイルミネーションがより美しく、きらめきを増しています。

 今年、寒さを忘れて出かけたくなるイルミネーションは?

 今年で16回目となる 「さがみ湖イルミリオン」はいかがでしょう。

 都心から約50分という便利な立地にありながら、豊かな相模湖の森に囲まれた 40,000 ㎡という広大な土地と斜面の高低差を生かし、 大自然と一体となった光の絶景を満喫できる関東最大級 600万球の幻想的なイルミネーションです。

全長 250mのリフトでイルミネーション上空を空中散歩する 「虹のリフト」 zoom
全長 250mのリフトでイルミネーション上空を空中散歩する 「虹のリフト」

 「さがみ湖イルミリオン」と聞いて、「相模湖ピクニックランド」という名前を思い出す方がいらっしゃると思いますが、イルミリオンが開催されているのは、まさにそちら。本年7月13日 に「さがみ湖MORIMORI」に名称変更。アトラクションやアスレチック、バーベキュー、キャンプ、温泉、 そして、今回ご紹介する冬のイルミネーションイベントなど、遊園地にとどまらない 「アウトドアリゾート」 として発展し、コンテンツ 「盛り盛り」です。

 到着してバスを降りると、冷たく清涼な空気が鼻腔をくすぐりました。都会では絶対味わえない自然に抱かれて楽しむイルミネーション! 期待が膨らみます。

リラックマは真ん中のブランコに座って一緒に撮影可能です。zoom
リラックマは真ん中のブランコに座って一緒に撮影可能です。

 広大なエリアに展開される「さがみ湖イルミリオン」は、起伏ある地形を利用して一面ピンクが広がる 「光の花畑」や、真っ青に染まる幻想的な大海原 「光の海」など没入感たっぷりの幻想的な空間が広がります。

 メインイルミネーションショー 「輝く森の宮殿」は、高さ15mのシンボルツリーを中心に、宮殿風イルミネーションウォールや光が反射する水面、空から降り注ぐ幻想的な光のイルミネーションとILLUMILLIONオーガンジーが織りなす、色とりどりの光の世界です。

 森の仲間たちが演奏する音楽会をテーマに、さまざまな楽器が奏でるクリスマスソングに合わせて、約3分間のショーが楽しめます。

第1弾 ~聖夜のセレナーデ~
11月16日 (土) ~ 1月7日 (火)
第2弾 ~春を彩る音楽会~
曲目: 0 Christmas Tree + Deck the Halls
※さがみ湖イルミリオンオリジナルアレンジ
1月10日(金)~5月11日(日)
曲目: The Four seasons -Spring-/vivaldi

本年初登場の 「輝く森の宮殿」 は、 高さ15mのシンボルツリーが光り輝きます。zoom
本年初登場の 「輝く森の宮殿」 は、 高さ15mのシンボルツリーが光り輝きます。

 キャラクターのファンの方がまず目指すのは、「サンエックスキャラクターズステージ」でしょう。

 「えびえび Everyday!!」や 「ベリーぎゅっとコリラックマ」などの楽曲を使用し、アフロ犬も登場するスペシャルイルミネーションショー。
 「リラックマ」 「すみっコぐらし」 「たれぱんだ」 「アフロ犬」 「こげぱん」 「にゃんにゃんにゃんこ」 「センチメンタルサーカス」の7キャラクター、それぞれのかわいらしさを活かし、イルミネーションの一部となれるようなフォトスポットがありました。
たくさん写真を撮って、冬の思い出を作りたいですね。

 個人的には、夜の遊園地「ナイトアトラクション」がおススメです。

 空飛ぶブランコ、虹のリフト、光のかんらんしゃ、極楽パイロット、ハッスルスパイダー ワームホール 、ミラーメイズ、 とつげき! パディントン探検隊、すすめ!キャプテンパディントン、しゅっぱつ! パディントン号、 はっしん! パディントン飛行隊など、これほどの広大なイルミネーションの中で童心に帰って楽しめる場所は他にないのではないでしょうか。

光の海 Sea of lightsに遊ぶ。zoom
光の海 Sea of lightsに遊ぶ。

 ところで、さがみ湖イルミリオンは、あしかがフラワーパーク「光の花の庭」(栃木県足利市)と、江の島「湘南の宝石」(神奈川県藤沢市)と共に 「関東三大イルミネーション」に認定されており、すでに冬のお出かけスポットとして人気を博しています。
  
 また、(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー(代表理事・丸々もとお)とぴあ株式会社が主催して、今年11月6日(火)に開催された 「International Illumination Award」では、イルミネーションイベント部門 で、ハウステンボス「光の王国」(長崎県佐世保市)、ラグーナテンボス ラグーナイルミネーション2023(愛知県蒲郡市)に次ぎ、優秀エンタテインメント賞3位を獲得。この賞は、夜景を鑑賞するプロである全国6,610名の夜景観光士による投票で決定されたそうです。

 小学1年の姪っ子に話したら、すでにお友達家族と一緒に車で出かけたそう。
「楽しかった!また、行きたい」という彼女の笑顔にも、「さがみ湖イルミリオン 」は、家族連れ、カップル、友人、誰でも楽しめるスポットだと確信しました。

レストラン「ワイルドダイニング」での食事も楽しみ!zoom
レストラン「ワイルドダイニング」での食事も楽しみ!

「さがみ湖イルミリオン 」営業概要

営業期間 ~ 2025年5月11日 (日)
※1月7日(火)までは毎日営業。
以降水曜日木曜日休園。
※3月12日(水)は営業
※3月14日 (金)~4月6日(日)の期間、 毎日営業。
4月7日(月)以降は、 土日祝のみ営業。

営業時間
16時~21時
※最終入場は営業終了の30分前まで。

所在地
神奈川県相模原市緑区若柳 1634
交通車/ 【東京埼玉方面から】 中央自動車道相模湖東出口から約7分
【横浜方面から】 圏央道相模原ICから約15分、 圏央道高尾山ICから約20分
電車/JR 中央本線相模湖駅下車三ヶ木行き約8分さがみ湖 MORIMORI 前下車
JR横浜線橋本駅 (三ヶ木バスターミナル乗換え) 相模湖駅行き約50分
さがみ湖 MORIMORI 前下車

詳細・問合せは、さがみ湖 MORI MORI 0570-037-353
https://www.sagamiko-resort.jp/

フリージャーナリスト:横井弘海
元テレビ東京アナウンサー。各国駐日大使を番組や雑誌でインタビューする毎に、自分の目で世界を見たいという思いが強くなり、訪問国は現在70カ国超。著書に「大使夫人」(朝日新聞社刊)。国内旅行は「一食一風呂入魂!」。美味しいモノと温泉を追いかけて、旅をしています。
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