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  • 2023年7月8日更新
リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部

帝国ホテル 東京で「シンガポールフェア」7月末まで開催中

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帝国ホテル 東京は、本格的なシンガポール料理を楽しめる「シンガポールフェア」を、本館1階「パークサイドダイナー」および帝国ホテルプラザ 東京1階ホテルショップ「ガルガンチュワ」にて7月1日(土)から7月31日(月)まで開催している。

帝国ホテルでは、“料理は、国や民族の歴史、文化、伝統の結晶であり、その国の食べ物を知ることは、国際理解の一歩になる”という考えのもと、これまで20 以上の国と地域のフードフェアを100 回以上開催してきたが、シンガポールフェアは初めての開催。7月に同国で開催される食の祭典「シンガポール・フード・フェスティバル」(https://singaporefoodfestival.sg/)に合わせて開催する。駐日シンガポール共和国大使館が提供した本場のレシピをもとに、帝国ホテルのシェフが大使館と試食を重ねることにより本場の味に限りなく近づけた料理を提供している。

「シンガポールフェア」 概要
期 間:7月1日(土)~7月31日(月)
場 所:本館1階「パークサイドダイナー」11:00~22:00(21:30 L.O.)
    帝国ホテルプラザ東京1階ホテルショップ「ガルガンチュワ」10:00~19:00
後 援:駐日シンガポール共和国大使館
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本館1階の「パークサイドダイナー」で提供するシンガポールフェアの料理は、シンガポールらしさを楽しんでもらうために、プラナカン料理を多く取り入れている。現地のスパイスも使用し、大使館から提供されたレシピに忠実に作っている。

プラナカン料理とは
プラナカンとは、マレー語で「この地で生まれた」という意味で、その起源は15世紀にマラッカでマレー系女性と結婚した中国人貿易商人に遡る。中国の料理に、スパイスや木の実、ココナッツを多用するマレー料理を融合させたシンガポールを含む地域特有の食文化。

●ポピア ¥2,800
屋台やホームパーティーなどで食べられることの多いシンガポール風生春巻。薄いもちもちとした皮に、ピーナッツでアクセントを加えたエビや野菜などの具材を包んでいる。ひと口頬張るとエビの香ばしさが広がり、もちもちとした皮との相性も抜群。お好みでチリソースをつけて。
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●ビーフ・レンダン ¥4,300
牛肉の煮込み料理。スパイスの辛さとココナッツミルクのまろやかさ・甘さが調和し、大きめにカットした牛肉でボリュームたっぷり。後味にタマリンドが香る至福の一皿。夏野菜をのせ、ライスとアチャール(ピーナッツをまぶしたシンガポール風ピクルス)と共に。

ビーフ・レンダンは、米国のニュース番組で知られるCNN局が毎年発表している読者が選ぶ「世界の美味しい料理ベスト50(The World’s 50 Best Foods)」で1位に輝いたこともある料理。(ビーフルンダンと呼ぶ場合もある)
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●シンガポール・チキンライス ¥4,200
しっとりとした鶏もも肉とむね肉に、鶏出汁の効いたジャスミンライスをあわせて、鶏の旨味たっぷりに仕上げた。鶏もも肉とむね肉の2種類を使用しているので違った食感を楽しめるのと、ジャスミンライスは歯応えがしっかりあるので、日本米と違った食感を楽しめるのが特徴で、まさに本場シンガポールの味。生唐辛子から作ったチリソース、ジンジャーネギソース、アチャールと一緒に。
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●ニョニャ・ラクサ ¥3,900
ココナッツミルクを使用したプラナカン料理を代表するまろやかなスープ麺。米粉麺にエビ、タイ、油揚げなどをトッピング。ふんだんに使った干しエビの香ばしさ・コクにスパイスの香りが加わったスープは、甘みもあって夏にぴったりの味わい。ちなみに、マレー語でプラナカンの女性をニョニャと呼んだ。
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●パンダン・プリン ¥2,300
シンガポールでポピュラーなパンダンリーフを使ったプリン。パンダンリーフはその甘い香りから「東洋のバニラ」とも呼ばれている。滑らかに仕上げたパンダンリーフ香るプリンに、グラマラッカ(ココナッツシュガー)のゼリーとベリーをのせている。お好みでグラマラッカのソースをかけて2度楽しめる。

帝国ホテルプラザ東京1階 ガルガンチュワ
ホテルショップでは、家庭で幅広い世代に楽しんでもらえるように、マイルドに仕上げたお持ち帰り用のシンガポール料理3種類を販売。
●ビーフ・レンダン(牛スネ肉のココナッツミルク煮) 1,000円(100g)
●イカン・アサム・ペダス・ナナス(ブリと彩り野菜のパイナップルソース煮) 1,100 円(100g)
●桜海老香る豚バラと落花生の炊き込みご飯 1,900 円


今回の「シンガポールフェア」は、本場のシンガポールの味に、帝国ホテルの料理人の豊かな感性と経験が加わり、まさに帝国ホテルでしか味わえない素晴らしいプラナカン料理を創り上げている。帝国ホテル 東京の杉本料理長も今回の「シンガポールフェア」に力を入れており、コロナ禍でまだ海外旅行に二の足を踏んでいる人は、この機会に「シンガポールフェア」の料理を是非堪能していただきたい。

帝国ホテル 東京
住 所:東京都千代田区内幸町1-1-1
電 話:03-3504-1111
公式サイト:https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/


取材協力:帝国ホテル 東京
Editor:リスヴェル編集部
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