旅行サイト「Risvel」のコラム「“鉄分”サプリの旅」を連載している大塚圭一郎・共同通信ワシントン支局次長が手がけるカナダの鉄道の魅力を伝える連載コラム「カナダ“乗り鉄”の旅」が、主に日本語で発信しているカナダ西部バンクーバーに本拠を置くオンラインメディア「日加トゥデイ(JC Today)」で6月に始まりました。
▽毎月第1木曜日に更新
日本語ニュースサイトで唯一のカナダの鉄道に特化した連載コラムとなる「カナダ“乗り鉄”の旅」は毎月第1木曜日に更新し、カギカッコ内のリンク先「カナダ“乗り鉄”の旅」から無料で読めます。
▽第1回はトロントの空港直通列車
6月1日に掲載された第1回「空港行き列車UP利用も、あわやタイムアップに」で紹介されたのはカナダ最大の都市、トロントの中心部にあるユニオン駅とトロント・ピアソン国際空港を約25分で結ぶ鉄道「ユニオン・ピアソン・エクスプレス」(UPエクスプレス)。
15分おきに走っている利便性に信頼を寄せ、トロントの中心部にある自立式電波塔で高さ世界3位のCNタワー(約553メートル)の展望台からの眺望を航空便出発の2時間20分前まで満喫していたところ、「ある理由」で予約した航空旅客便を逃しかねないピンチに直面します…。
▽驚きや感動、笑いの鉄道旅行の「追体験を」
大塚は優れた鉄道旅行を表彰する賞「鉄旅(てつたび)オブザイヤー」の審査員を2013年度から務めており、VIA鉄道カナダの公式愛好家団体「VIAクラブ日本支部」会員として鉄道も積極的に利用しながらカナダの10州全てを訪れました。
大塚は「10回以上足を運んできたカナダは、広々とした美しい国土、多様なバックグラウンドを持つ人々の素晴らしさ、その土地の名産品を生かした美食に訪れるたびに魅了され、癒やされてきました」と振り返ります。その上で「旅情が盛り上がる舞台装置の一つがカナダの幅広い鉄道で、VIA鉄道カナダの寝台車や食堂車を連結した夜行列車ならばJRの豪華寝台列車よりも手頃な料金で楽しめます。驚きや感動、笑いをもたらすカナダの鉄道旅行を新連載『カナダ“乗り鉄”の旅』を通じて読者の皆様にも追体験していただき、カナダおよび現地の鉄道への関心を高めていただければ幸いです」とコメントしています。
▽連載は「個性的な特色を持ち、すみ分けが可能」
大塚は「ともに勤務先の許可を得て執筆している」と説明する「Risvel」のコラム「“鉄分”サプリの旅」、新たに始まった「日加トゥデイ」の「カナダ“乗り鉄”の旅」に加えて、共同通信社の加盟新聞社の電子版やニュースサイト「47NEWS」、「Yahoo!ニュース」などに連載されている「鉄道なにコレ!?」も連載しています。
共同通信社の鉄道愛好家有志が手がける鉄道コラム「汐留鉄道倶楽部(しおどめてつどうくらぶ)」にも執筆しています。
大塚はこれらの連載は「それぞれが個性的な特色を持っているためすみ分けが可能で、全て継続します。いずれにも気概を持って取り組ませていただいており、全ての媒体で共通しているのは素晴らしい読者の方々と、優秀で頼りになる立派な編集者の皆様によって力強く支えられていることで筆者冥利(みょうり)に尽きます」と説明しています。
▽“相互直通運転”で「媒体の全体的な盛り上がりに強く期待」
さらに、それぞれがユニークなターゲットを設定し、様々な読者を擁している媒体に連載することで「たとえば『カナダ“乗り鉄”の旅』で北米最東端の島、ニューファンドランド島(カナダ)について触れる記事が今後出てきた場合、参照リンク先として『Risvel』で22年7~12月にわたって計30回お届けしたニューファンドランド島の旅行記、シリーズ『北海道より大きいカナダの島』をご案内するなど“相互直通運転”をより推進していくことを考えています」と明らかにしました。
これによって「『日加トゥデイ』の読者の方が『Risvel』を知って新たな読者層になる可能性を秘めているなど、携わらせている媒体が全体的に盛り上がることを強く期待しています」と力を込めました。
(連載コラム「“鉄分”サプリの旅」の次の旅をどうぞお楽しみに!)