旅の扉

  • 【連載コラム】ナンバーワンよりオンリーワン
  • 2022年8月10日更新
旅の道中、「愛すべき変なもの」を見つけたら、書かずにはいられない!
トラベルジャーナリスト:松田 朝子

ウェスティンホテル横浜で至福のウェルネス体験を!

天気が良ければ富士山も見えるという、この地ならではの絶景も楽しめます。zoom
天気が良ければ富士山も見えるという、この地ならではの絶景も楽しめます。
2022年6月13日、横浜のみなとみらい地区に「ウェスティンホテル横浜」がオープンしました。
国内6軒目の「ウェスティン」は、新世代のウェルネスホテルとして、自然の中にいるようなナチュラルな雰囲気に溢れています。

ウェスティンオリジナルである、ホワイトティーの爽やかな香りに包まれたホテルのコンセプトは、神奈川県、横浜市とのつながり、SDGs、そして心身ともに健康な状態であるという、ウェルビーイング。それを構成するために、Sleep Well(よく眠る), Eat Well(よく食べる), Move Well(よく動く), Feel Well(気分よく), Work Well(よく働く), Play Well(よく遊ぶ)という6つの柱を掲げています。昨今のコロナ禍で、ストレスを感じながら都内で働き暮らす私たちにとって、ここは近場の桃源郷?そんな気分で癒されに行ってまいりました。

レセプションがある最上階の23階に上がると、横浜市はもとより神奈川県の山々が一望のもと。ロビーの天井を照らすのはLEDライトで、木漏れ日のような輝き。日本発祥の「森林浴」がモチーフとなっているこのライトは、国内外からやってくる人を温かく迎えてくれます。
空調も、全館最新のセンサーを導入、人のいないところには空調をつけないという温度調整も徹底しています。zoom
空調も、全館最新のセンサーを導入、人のいないところには空調をつけないという温度調整も徹底しています。
客室は13階から22階までで、全373室。(6階から12階まではサービスアパートメント)
自然界にない色は使わないという室内のインテリアも全て天然素材でできています。
広い窓からは横浜の街並みや港の風景が。室内に目を向けると、苔の置物が置かれています。
これはサスティナブルの観点のみならず、ゲストに日本を感じてもらうための粋な計らい。

ベッドは全室、究極の眠りを追求した、ウェスティンならではのヘブンリーベッドを導入。
さらにスリープウェルの観点から、ベッドサイドにはラベンダーバームが置かれています。眠れない時、このバームを手首などにつけて寝ると、より深く睡眠が取れます。

また、部屋に用意してあるボトルウォーターは、スウェーデン発祥のノルダックプレミアムウォーターで、ホテルで浄水設備を完備し、瓶詰めもしているのです。この水もペットボトルゼロポリシーから、ガラス瓶に入っています。

フィールウェルを追求したバスルームには、ゆったりとしたバスタブと、シャワーはハンドシャワーの他レインシャワーも。ウェスティンオリジナルのホワイトティーが香るバスアメニティも使い心地よく、ヘブンリーバスローブも全室に装備してあります。


写真上「ブラッスリー・デュ・ケ」写真下「喫水線」zoom
写真上「ブラッスリー・デュ・ケ」写真下「喫水線」
イートウェルを意識したレストランでは、ホテルのサスティナビリティへの取り組みでもある「地産地消」のアプローチとともに個性的なダイニングエクスペリエンスを楽しめます。

「ブラッスリー・デュ・ケ」はカジュアルなフレンチレストラン。パリのシャンゼリゼの街灯をイメージしたライトが灯る中、旬の食材を使ったブラッスリー料理が楽しめます。

和食レストランの「喫水線」は、斬新な居酒屋スタイル。四季折々の山海の食材を、伝統プラスアルファな演出で楽しむことができます。

8月4日にオープンしたばかりのシグネチャーレストラン「アイアン・ベイ」は、グリル料理のレストラン。鉄鋼の貿易港として栄えた横浜港をイメージしており、大きな鉄板を設えたオープンキッチンで、地産地消の食材を用いたメニューが楽しめるとのこと。
ローズアフタヌーンティーは7月までで、8月からはエキゾチックフルーツとハーブをテーマにしたアフタヌーンティーになる予定zoom
ローズアフタヌーンティーは7月までで、8月からはエキゾチックフルーツとハーブをテーマにしたアフタヌーンティーになる予定
「コード・バー」はウェスティンホテル横浜の郵便番号、220-0012を冠したユニークなバー。
例えば、中華街の郵便番号がついた、北京ダックをイメージしたカクテルなど、横浜や神奈川県の場所と名物にちなんだカクテルが楽しめて、遊び心満載。バーテンダーとゲストが会話を楽しめるような粋な演出も嬉しいところ。

ロビーフロアにある「ロビーラウンジ」では、眼下に広がる横浜の景色を楽しみながら、アフタヌーン・ティーを。横浜の市花、バラをイメージしたローズアフタヌーンティーでは、バラのイメージのノーアルコールスパークリングや、ハーブティーをはじめさまざまなお茶、そしてバラをイメージしたスイーツやセイボリーを楽しめます。
プールにはカバナもあって、リゾート気分も楽しめます。zoom
プールにはカバナもあって、リゾート気分も楽しめます。
5階は1000平米のウェルネス専用フロア。TRXのトレーニングマシーンが揃う最先端の「Westin WORKOUT(R) Fitness Studio(ウェスティン ワークアウト・フィットネススタジオ」は24時間オープン営業しており、またサウナも併設された宿泊者専用の屋内プール(午前8時〜午後8時まで営業)にはジャグジーもあって、旅先での運動不足解消を解消しつつ、心身ともにリフレッシュできます。
スパで極上の癒しタイムを!zoom
スパで極上の癒しタイムを!
さらに「フィールウェル」を叶えるのは、同じ5階にある「Heavenly Spa by Westin(ヘブンリースパ バイ ウェスティン)」。
ここは、日本初となる、ウェスティンの名を冠したスパ。
4室あるトリートメントルームには、神奈川県の山の名前がついています。ここで使われるのは、京都発のオーガニックコスメブランド、KOTOSHINAのほか厳選されたコスメブランド。60分のシグネチャーコースでは、快適な室温のなか、専門のセラピストによる細やかな手技でのマッサージが快適。コリをほぐして癒されて、パワーチャージもバッチリです。

その他、ムーブウェルとして、みなとみらいのウォーターフロントエリアをめぐる4km、6kmのランニングマップを提供する「Run WESTIN(R)プログラム」もあるので、観光気分で周囲を走ることも。

滞在する人がベストな状態でいられるよう、さまざまな工夫が尽くされたウェスティンホテル横浜は、今後、みなとみらい地区でウェルビーイングの拠点となっていくでしょう。


ホテル情報

ウェスティンホテル横浜
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい4-2-8
電話番号:(代表) 045-577-0888
URL:
www.westinyokohama.co.jp

アクセス
電車|みなとみらい線みなとみらい駅1番出口より徒歩6分
車・タクシー|横浜駅より約6分



トラベルジャーナリスト:松田 朝子
頭の中は、旅と猫とアルゼンチンタンゴで占められているトラベルジャーナリスト。日本旅行作家協会所属。大好きな地層と砂漠と赤い岩山のあるアメリカに良く出没。

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