赤ちゃんコアラ ネーミングライツ(命名権) オークションに参加しませんか?
ケアンズのいま
日本から一番近いオーストラリア ケアンズは長い間日本からの旅行者に親しまれ、毎年11万2000人以上の方が訪れるほどの人気の観光地です。
しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で日本からの観光客が完全に姿を消したのは3月後半。
それからあっという間に半年以上が経ちました。
ケアンズでは5月以降、オーストラリア国外からの帰国者5名に感染が確認されたものの市内感染はなく(2020年10月現在)、ほぼ通常通りの生活を送ることができていますが、オーストラリア国内で州を超えての移動が一部制限されているので、国内の観光客もまばらと言う状況です。
世界中から旅人が集う街ケアンズは静かになり、観光業を主要産業とするケアンズに大きな影響を与えました。
それでも、ケアンズにお越しになったことがある方はイメージが湧きやすいと思いますが、夕方になればラグーンの側で鳥たちがパーティを繰り広げていますし、私たちケアンズローカルは穏やかな気候も手伝って前向きにみなさんをお迎えする準備をしています。
赤ちゃんコアラの誕生とイベント開催
そんな中、2020年2月、オーストラリア ケアンズにあるレインフォレステーションでコアラの赤ちゃんが誕生しました。実はコアラはティースプーンにのるほどの小さな体で生まれます。
生まれた赤ちゃんはすぐさまお母さんの袋へ移動し(そのためにコアラの袋は下向きになっています!)外界で生活できるようになるまで袋の中で過ごします。2月に誕生してから7ヶ月。
お母さんの袋の中に赤ちゃんがいることは分かりながらも、なかなか外に顔を出さない赤ちゃんを私たちはドキドキしながら心待ちにしていました。
そして9月後半、袋の外での活動が始まり、赤ちゃんは女の子と判明しました!
今回その子の名前をネーミングライツオークションという形で募集いたします。
レインフォレステーションについて
レインフォレステーションなどを運営するCaPTAグループでは、社会貢献活動として事故などで傷ついた動物たちの保護活動も行なっています。
治療後も野生での生存は難しいと判断された場合は、各運営施設で保護・飼育を継続しています。
また、新型コロナウイルスで来園者が激減した今も変わらず、飼育員たちは施設で暮らす動物たちに愛情を注いでいます。詳しくはこちらの リンク をご覧ください。
コアラの飼育について
コアラの飼育はエサであるユーカリの確保に始まりその保管まで想像以上のサポートを必要とします。
レインフォレステーションなどを運営するCaPTAグループではコアラの飼育について細かく規定を設けており、彼らが安心して暮らせるよう日々の飼育に取り組んでいます。
詳しくはこちらの コアラの飼育のはなし をご覧ください。
ネーミングライツオークションでの支援
今回のネーミングライツでの支援は全て里親プログラムとして、名前をつけた赤ちゃんコアラとその家族の飼育に関わる費用に当てさせていただきます。
具体的には下記の活動が対象です。
エサとなるユーカリの植樹
繁殖プログラムの推進
遺伝子レベルでの適合性の調査
飼育舎の補修
獣医による検診
新型コロナウイルスの影響が長引き、気軽にケアンズへお越しいただけない状況の中、誕生してくれた赤ちゃんの成長が日本とケアンズを繋ぐ架け橋になればと願っています。
オークションにぜひご参加ください。