旅の扉

  • 【連載コラム】旅行が大好きやか!
  • 2019年5月7日更新
亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科:小倉ゼミ 一期生

オーロラ求めて北極圏!大学生アラスカひとり旅日記! 第四章「デナリ国立公園編 その2」

デナリの紅葉zoom
デナリの紅葉
風邪を引いた上にスマホまで失った僕ですが、せっかくデナリまで辿り着いたわけですから、見たいところを見ないわけにはいきません。旅の神様に身を任せ、だるい身体を無理やり動かし、第三章で訪れたトークラット・リバーの更に先、デナリ国立公園で最も美しい風景といわれるワンダーレイクへとバスで向かいました。

ワンダーレイクまではアクセスセンターから片道5時間半、往復で11時間の長い道のりです。スマホがなければご飯を食べる場所も分からん!ということでこの日はアクセスセンターに売っていたバナナをもってバスへ乗り込みました。

この日は朝から霧もなく天候よし!美しい景色を見ながら早くもトークラット・リバーに到着。ここから先は未知の世界。まず初めにハイウェイ・パスというデナリを走る道の中で最も標高の高い峠を越えます。ここまで堂々とした姿を見せていなかったデナリがここで登場します。それはヒーリーから見る姿よりも圧倒的に大きく、生物を寄せ付けない白く巨大な壁のように立ちはだかっていました。とんでもない風景です。ここは国立公園を訪れたものの多くが初めてデナリと対面する場所、ストーニー・ヒル。ここからはデナリ国立公園の名のごとく、常にデナリを右手に見ながら進みます。
圧巻のデナリzoom
圧巻のデナリ
次の停車場所はアイルソン・ビジターセンター。ここはデナリの自然の展示がある小さなビジターセンターで、驚くのはその立地です。今まで公園内を進んできて最も美しい風景が目の前に広がっているなんとも贅沢なロケーションにあります。ここでは30分たっぷり時間が与えられ、目の前の散歩コースを歩いたり、ツンドラを駆け回るホッキョクジリスをカメラに収めたりと存分にこの絶景を満喫しました。

ここを出発するとバスは最終目的地、ワンダーレイクを目指します。相変わらず巨大なデナリを右手に見ながらバスが徐々に標高を下げると樹林帯が見え始めます。いよいよワンダーレイクに到着です。しかし、想像していたデナリを望む美しい湖はなく、そこには何の変哲もない普通の湖が広がっていました。後から調べたところ、デナリと湖を一緒に望むにはバス停から90分ほど歩かなければならないらしく、バスの時間を考えるとちょっと不可能でした。湖畔を30分ほど散策して、バスは再び来た道を戻ります。
可愛らしい後ろ姿のホッキョクジリスzoom
可愛らしい後ろ姿のホッキョクジリス
車窓から何やらとことこと犬のような生き物が見えました。すると、バスの運転手が大きな声で「Wolf !!!!」と叫びました。まさかの野生のオオカミ、感動です。やはりデナリの自然は素晴らしい。ここまで7時間ほど来ましたが疲れも吹っ飛びました。

更に進むと再びバスを停めて降車します。どうやらここで野生のブルーベリーを摘んで食べるのだそうです。バナナしか手に入ってない僕はここでしこたまブルーベリーを摘んで帰りました。とりあえず今晩のご飯をゲット。
自生するブルーベリーzoom
自生するブルーベリー
アクセスセンターを出発してから約11時間。ようやく戻ってきました。地球上で一番美しい紅葉の噂通り、確かにワンダーレイクへと向かうこのルートは本当に美しく地球規模の壮大な風景が広がります。今まで見たことのない規模の紅葉に圧巻!世界中探しても、ここでしか見られない絶景がデナリには待っています。
満点の星空zoom
満点の星空
そして、デナリの見どころは昼だけではありません。夜は空を埋め尽くすきらびやかな星を見ることができます。天の川を見ながらコーヒー飲むなんて最高じゃないですか?(この時の僕はコーヒーなんて持っていないのだけれど、苦笑)

後ろ髪を引かれるけど、贅沢な絶景が広がるデナリともお別れ。第五章では辺境アラスカで救世主に出会ったり、一人旅が一人じゃなくなったり…、一期一会の出会いが沢山訪れるのでお楽しみに!

小倉ゼミ一期生 Yuuri
亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科:小倉ゼミ 一期生
亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科 小倉通孝ゼミの一期生(2017年入学)14名による旅のコラム。ゼミの授業を通して訪れた国内外の観光地をフレッシュな学生の視点でレポートします。

亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科
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