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- 2017年8月16日更新
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Editor:リスヴェル編集部
サイクリングに山登りetc.夏しかできないこと盛りだくさん! 「夏のアルバータでしたい3つのこと」
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- 爽やかな夏のカナダでは、雪深い冬とは全く違う体験をすることができます。そこで今回は、夏しかできないカナダ・アルバータ州の楽しみ方をご紹介したいと思います。
夏のアルバータ州は、とにかく過ごしやすいのが特徴です。山間部は時に冷え込むこともありますが、昼間は日差しが照りつけ、汗ばむ陽気に。と言っても、湿度が低いので不快な感じは全くありません。そしてとにかく日照時間が長い!私が訪れた6月下旬〜7月上旬は、朝5時半に太陽が昇り、夜は22時ごろにやっと暗くなりはじめるという具合でした。
そんな“長くて短い”夏のアルバータでぜひ体験してほしい3つのアクティビティは、こちらです。
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- ① E-Bikeで楽ちん!サイクリングツアーで駆け巡るエドモントン
今やガイド付きのサイクリングツアーは珍しいことではありませんが、E-Bike(電動自転車)を取り入れているところはまだまだ少ないのではないでしょうか?街の中心を斜めに突き抜けるように川(ノース・サスカチュワン川)が流れるエドモントンの街には、多くの橋があり、坂があり、そして丘もたくさんあります。そんな起伏に富んだ街を走るのに、E-Bikeはとっても快適でした。
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- 曲がりくねったノース・サスカチュワン川沿いには広大なリバー・バレーがあります。今回はこの付近を中心に巡りました。いくつもの公園やトレイルは様々なアクティビティやフェス会場に使われていて、都市緑地の面積は北米最大だそうです。大都市にいながら自然を満喫できる、素晴らしい環境でした。
E-Bikeのおかげで急な坂道もスイスイ! 2時間で30kmほどの長距離を走りましたが、参加者全員、ほとんど疲労を感じることなく終えました。
私が参加したツアーはこちら。
REVOLITION CYCLE https://revolutioncycle.com/evalley-tours/
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- ② 緑のコントラストは夏ならでは!バンフゴンドラでパノラマ絶景
かねてからカナディアン・ロッキーをひと目見たいと思っていた私、アルバータの旅で最も楽しみにしていたものの1つが、「バンフ国立公園」のゴンドラでした。そもそもゴンドラで山頂まで行くことができる山自体が少ないため、到達する過程も含めてどんな世界が広がっているのか、興味津々だったからです。
急な斜面をぐんぐん進んでいくゴンドラからの景色は、どの方向も目を離せないほどダイナミック!空中の8分間はあっという間でした。
山頂駅から10分ほど斜面を登って展望台に着くと、眼下にはバンフの町、目の前には雄大な3000m級の山々を望むことができます。美しい緑に囲まれながら澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込むと、自然と身体が浄化されていくのを感じました。
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- そしてサルファー山の山頂駅でぜひ立ち寄って欲しいのが、レストランの「SKY BISTRO」です。大きな窓から見えるこの絶景と言ったら!目の前に迫ってくるビックスケールの大自然に、思わず息を飲んでしまいます。
興奮あり、癒やしありのパノラマ絶景体験は、感性が大きく揺さぶられ思い出深いものになるでしょう。
Banff Gondola http://banffgondola.com
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- ③ バイソンに最も近づける場所「Elk Island National Park」へ
エドモントンの郊外にある「エルク・アイランド国立公園」は、カナダ最古の野生動物保護区。本来の生息環境で暮らしている姿を、車の中から見ることができます。
ここにはアルバータ州に縁のあるバイソン(バッファロー)も生息しています。実はバイソンは一度絶滅の危機に瀕し、100年もの間保護活動が行われていたのだそうです。こうやって元気に暮らす姿を間近で見られるのは、そんな努力があったからこそ。
今回は車から降りて近づくことができました。こんなに生き生きとした様子を見られるのは、やはり夏ならでは!(※この写真は望遠レンズを使っているので肉眼ではもっと遠いです)。なお事前に申し込みすると、バイソンの飼育に関するヒミツがわかる「バックステージツアー」に参加することもできます。
Elk Island National Park http://pc.gc.ca/en/pn-np/ab/elkisland
夏のアルバータには他にもいろんな過ごし方がありますが、今回ご紹介した3つは、比較的短い時間でも気軽に楽しむことが可能。いずれもカナダの豊かな自然を体感できるいい機会です。
取材協力:
カナダ観光局 http://jp-keepexploring.canada.travel
カナダシアター https://www.canada.jp